特別な洗剤不要!水だけでできる!
サッシ掃除に特別な道具はいりません。強いて挙げるならサッシ用ブラシがあると便利です。基本的に洗剤は使わず、掃き掃除、水拭きで済ませられますよ。
【必要な道具】
サッシ用ブラシ、水、ヘラ、クイックルワイパーシート、雑巾2枚(水拭き、乾拭き用。ショップタオルでもOK)、掃除機
サッシにたまる汚れの種類って
【外側】砂、土、排気ガス
【室内側】 ほこり、髪の毛、ペットの毛
こうして並べてみると、さまざまな種類の汚れがサッシに集まっていますね。
手順1.レールの砂やほこりをしっかり払う
まず水を使用する前にブラシや古い歯ブラシを使って、砂やほこりをしっかり払いましょう。払える汚れは「汚れの5段階」の1段目である【付着】状態で、比較的軽い汚れに分類されます。いきなり水を流すと、砂やホコリが泥になって余計に掃除が大変になってしまうので注意!
手順2.端に寄せて掃除機で吸い込む
払いきれないほこりや砂は、端に集めて掃除機で吸い取りましょう。1と2の工程をしっかり行うと、これ以降の掃除がぐっと楽になります。
※サッシは細い溝が多く、掃除機のノズルがぶつかると キズや破損 の原因に。無理に差し込まないようにしましょう。
手順3.水をサッシに流し込む
水をサッシに少しずつ流し込み、こびりついている土やほこりをゆるませて、ブラシでこすり洗いします。
残った泥汚れは、ヘラにクイックルワイパーシートを巻き付けてかき出しましょう。ちなみに1と2の工程を念入りに行っておけば、かき出す手間はなくなります。
終わったら、再度サッシに水を流しましょう。
手順4.全体を水拭き
雑巾もしくはショップタオル等で全体を水拭きします。ここでもヘラに巻き付けて端など細かい部分も拭くことがポイントです。
手順5.仕上げの乾拭き
さあ、最後の工程です。全体を乾拭きして水気をなくしておきましょう。水気が残っていると、ほこりや砂などが水分を吸って吸着してしまい、汚れが簡単には落ちなくなってしまいます。また、金属レール部分がサビることがありますので念入りに行うのが正解!
掃除後のサッシをチェック
さまざまな汚れが蓄積されているサッシも、実は簡単に掃除ができることがわかったのではないでしょうか。
ただし、掃除をせずに放置すると、どんどん汚れが蓄積されて水だけでは落とせなくなってしまいます。週に1度のペースで、ハンディワイパーなどを使い、細かいホコリは取り除いておくのがおすすめです。ちなみに我が家では、奥さんに「他の場所もやってよ。ここだけキレイになってもね」とツッコまれました(笑)。
※カビには水拭きのみでは不十分です。中性洗剤または専用のカビ取り剤を使用し、十分な換気とマスク着用の上で作業してください。