掃除前の状態を確認
まずはガスレンジの掃除前の状態を見てみましょう。もう15年以上も経つガスレンジで、飛び散った油が全体に付着し、焦げなども見受けられます。特に受け皿に付いている焦げはすでにカチカチになっています。
【今回使用したもの】
ゴム手袋(手荒れ防止)、重曹 、 セスキ炭酸ソーダ水、食器用洗剤、雑巾(ショップタオルでもOK)、キッチンペーパー、古歯ブラシ、スポンジ
外せる部品を全て取り外す
まずは部品(五徳、バーナー、受け皿、排気カバー)を外して別の場所に一旦置いておきます。直前まで使用していた場合は、金属部分が高温になっていのるで、1時間以上冷ましてから外しましょう。
天板はセスキ炭酸ソーダ水で30分放置
セスキ炭酸ソーダ水を天板全体に吹きかけて30分放置しておきます。手荒れ防止のためにゴム手袋をつけて行いましょう。
ヌルっと落ちる油汚れ
セスキ炭酸ソーダ水効果で油汚れが浮いて落ちやすくなりました。古歯ブラシを使えば簡単にヌルっととれますよ。これが結構気持ちいい。
仕上げは乾拭き
取れた油汚れはキッチンペーパーで都度とり、仕上げは雑巾やショップタオルなどでしっかり乾拭きを行って天板は終了!
部品は重曹で漬け置き
大きめの入れ物に40〜50℃のお湯を張り、大さじ2〜3の重曹を溶かします。そこへ外した部品を入れて1時間放置。天板を掃除している間にこちらの作業も同時進行しておくと時間の無駄がありません。
漬け置き後の汚れを落とす
1時間ほど漬け置きしておくと、油汚れが白っぽく変色してきます。
軽い油汚れは、歯ブラシで軽く擦るだけでスルスルと油汚れが取れます。
食器用洗剤で仕上げ洗い
軽い油汚れは重曹の漬け置きで落ちるものの、やはり食器用洗剤をスポンジにつけて念入りにこすりましょう。この時、焦げが落ちないからと金属たわしを使用すると傷をつけてしまうのでNG。
しっかり乾燥させる
水で十分に流した後は、水分を切って乾燥させます。湿ったままだと点火不良の原因になるので、乾いた布などでしっかり水気を拭き取ることをおすすめします。僕の場合は、夜に作業を行って朝までしっかり乾燥させています。
部品を元に戻して完了
油が飛び跳ね、焦げも至るところにあったガスレンジも、100均の重曹&セスキ炭酸ソーダ水のコンビと食器用洗剤でここまでキレイにすることができました。
一番厄介そうだった受け皿もご覧の通り。奥さんも掃除後を見て喜んでくれていたので、夕飯のおかずが一品増えるかなと思いきや、カップラーメンでした(笑)。
注意:
・セスキ炭酸ソーダ水はアルカリ性のため、アルミや塗装部分には不向きな場合があります。ご使用前に必ずお使いのガスコンロの取扱説明書をご確認ください
・掃除中は、ガスの元栓を閉め、電源まわりや点火部分に水分が入らないよう注意してください。