逆効果になるかも…。洗濯研究家が教える「柔軟剤」の“正しい使い方”「毎回は不要!」「黒ずみの原因」

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2025.11.30

洗濯研究家の平島 利恵です。毎日の洗濯に欠かせない“柔軟剤”。実は、毎回入れなくてもいいって知っていましたか? 「柔軟剤=お気に入りの香りをまとうもの」と思われがちですが、実はそれは本来の目的ではありません。柔軟剤は使い方を間違えると、タオルが水を吸わなくなる、黒ずむ、ニオイが戻る……などの原因になることも。実は柔軟剤には“使ったほうがいい日”と“使わないほうがいい日”があります。今日は、その見極め方をわかりやすくお伝えします。

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なぜ毎回いらないの?

何故毎回いらないの?

柔軟剤は、繊維の表面を“薄い膜でコーティング”し、手ざわりを良くします。
とても便利な機能ですが、膜が厚くなると、

  • 水を吸わなくなる
  • ベタつき・黒ずみが出てくる
  • ニオイ戻りが起きる
  • 香りが強くなりすぎる

などが起きやすくなります。

だから「必要なときにだけ」上手に使うのが一番ちょうどいいんです。

使ったほうがいい服とは?

柔軟剤を使うべき衣類

  • ニット
  • セーター
  • カーディガン
  • スカート
  • コート・アウター

摩擦や静電気が起きやすい素材は、柔軟剤で静電気を予防できます。
衣類同士の摩擦が減り、するっと着心地も良くなります。

使わないほうがいい服

柔軟剤を使わないほうがいい衣類

素材本来の性能(吸水・速乾・撥水)が大事な衣類は、柔軟剤が逆効果になってしまいます。

  • タオル
  • マイクロファイバー
  • 撥水加工のあるもの
  • 速乾系インナー

柔軟剤を使う際の3つの注意点

1.入れる場所は“柔軟剤の投入口”

必ず柔軟剤投入口に

洗剤投入口に入れると、洗剤と混ざってどちらも力を発揮できません。
必ず“柔軟剤”の投入口へ入れましょう。

2.多く入れてもふわふわにならない

多く入れすぎない

柔軟剤は必ず計量し、規定量を使用しましょう。
増やしても効果は強くならず、むしろ

  • ベタつき
  • 黒ずみ
  • 洗濯槽のヌメリ

など、気になるトラブルの原因になってしまいます。

3.すすぎは必ず2回以上で

すすぎは必ず2回以上

柔軟剤は“すすぎの最後の水”に混ぜ、成分を衣類に残します。
そのため、すすぎが1回だと、汚れや洗剤が残ったままの衣類を柔軟剤の膜で包んでしまい、ニオイや黒ずみの原因になることもあります。

柔軟剤を使う日は、すすぎ2回以上が安心です。

正しく柔軟剤を活用すると、洗濯はもっとラクに、もっと快適になります。
詳しく知りたい方は、動画もご覧ください。

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著者

平島利恵プロフィール

平島利恵

大学卒業後、株式会社リクルートに入社。じゃらんのEC事業に携わり、株式会社マクロミルへ転職。東日本大震災をきっかけに布おむつ専門店を立ち上げ、EC 事業を展開。2013~2015 年NY 在住中に揉み洗い不要のつけ置き洗剤の着想を得て帰国。株式会社 Heulie 設立。洗濯洗剤と布ナプキンブランド”Rinenna”を展開。洗濯研究家として、「洗濯の正攻法を伝授する」ことを自身のミッションに掲げる。TV、雑誌等のメディアへの出演多数。四児の母。

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