知らないとこわい。ガソリンスタンドで“静電気除去シート”にタッチするワケ

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2025.12.27

ガソリンスタンドで給油していると、「静電気除去シートに触れてください」とアナウンスが流れますよね。毎回タッチするよう言われてはいるものの、「本当に必要なの?」と思ったことはありませんか? じつはこれ、事故を防ぐとても重要なものなんです。

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「静電気除去シート」に触れないのは危険!

ガソリンスタンドの給油ノズル出典:stock.adobe.com

ガソリンは、わずかな火花でも引火しやすい危険物。揮発性が高く、静電気でも引火するおそれがあるほどです。
私たちの体には、車への乗り降りなどによって知らないうちに静電気が溜まっています。乾燥する冬は特に帯電しやすいため、「静電気除去シート」に触れる動作がとても重要なのです。

帯電したまま給油するとどうなる……?

帯電したまま給油するのは危険出典:stock.adobe.com

静電気除去シートに触れず、静電気を帯びた状態でガソリンを給油するのは非常に危険です。気化したガソリンに静電気の火花が触れると、引火する可能性があります。小さな静電気でも、注意が必要。もちろん頻繁に起こるわけではありませんが、可能性がゼロではない以上、静電気除去シートに触れずに給油するのはおすすめしません。

「タッチするだけ」で安全に給油できる

ガソリンスタンドの静電気除去シート出典:stock.adobe.com

静電気除去シートは、私たちの体に溜まった電気を逃がしてくれる重要な役割があります。タッチするだけでOK。ほとんどの場合、瞬時に除電できる仕組みでなので、給油ノズルを持つ前に触れる習慣をつけましょう。
たったこれだけで、安心安全に給油できますよ。

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正しい手順で給油しよう

セルフのガソリンスタンドで給油する場合、正しい手順を守ることで静電気による火災事故は防げます。

1.  車を降りたら、まず静電気除去シートに触れる
2.  給油口とキャップを開ける
3.  ノズルを持って給油する

この流れで行えば、帯電したままうっかり給油することはありません。静電気除去シートに触る習慣をつけて、事故を防ぎましょう。

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著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

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