「静電気除去シート」に触れないのは危険!
ガソリンは、わずかな火花でも引火しやすい危険物。揮発性が高く、静電気でも引火するおそれがあるほどです。
私たちの体には、車への乗り降りなどによって知らないうちに静電気が溜まっています。乾燥する冬は特に帯電しやすいため、「静電気除去シート」に触れる動作がとても重要なのです。
帯電したまま給油するとどうなる……?
静電気除去シートに触れず、静電気を帯びた状態でガソリンを給油するのは非常に危険です。気化したガソリンに静電気の火花が触れると、引火する可能性があります。小さな静電気でも、注意が必要。もちろん頻繁に起こるわけではありませんが、可能性がゼロではない以上、静電気除去シートに触れずに給油するのはおすすめしません。
「タッチするだけ」で安全に給油できる
静電気除去シートは、私たちの体に溜まった電気を逃がしてくれる重要な役割があります。タッチするだけでOK。ほとんどの場合、瞬時に除電できる仕組みでなので、給油ノズルを持つ前に触れる習慣をつけましょう。
たったこれだけで、安心安全に給油できますよ。
正しい手順で給油しよう
セルフのガソリンスタンドで給油する場合、正しい手順を守ることで静電気による火災事故は防げます。
1. 車を降りたら、まず静電気除去シートに触れる
2. 給油口とキャップを開ける
3. ノズルを持って給油する
この流れで行えば、帯電したままうっかり給油することはありません。静電気除去シートに触る習慣をつけて、事故を防ぎましょう。



