「幸福度が高い人」が実践する“冬のおこもり時間”を楽しむ3つのヒント

カルチャー

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2026.02.19

外に出るのが、おっくうになる寒い時期。ふと、何もしていない自分に焦りを感じ、心がざわついてしまうことはありませんか? 一方で、幸福度の高い人たちは、家の中で過ごす時間を心と体を整える大切なひとときとして捉え、自分を満たす工夫をしています。心理学・脳科学に詳しいマインドトレーナー田中よしこさんに「幸福度の高い人のおこもり時間の過ごし方のヒント」を教えていただきました。

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教えてくれたのは……マインドトレーナー 田中よしこさん

田中よしこさん

株式会社コレット代表取締役。心理学、脳科学、コーチングの知見を取り入れ、「自分を本当に知る」ことをメソッド化。個人セッションやセミナーなどを中心に、潜在意識を整え、本心と「未来の理想の思考」を引き出す方法を伝えている。『モヤモヤしない考え方』(ワニブックス)/最新刊『私は私を幸せにできる』(KADOKAWA)がある。

幸福度が高い人の「おこもり時間の過ごし方」3つのヒント

寒さがいっそう厳しくなる2月。日が落ちるのも早く、冷たい風に肩をすぼめる日も多いですよね。「元気でハツラツと、活動的に過ごさなくては」と、つい自分を急き立ててしまいがちな私たち。そんな中、幸福度の高い人は、この時期ならではの心地よい“おこもり時間”を楽しんでいます。

冬の室内で過ごす時間は、幸福度の高い人たちにとって、単なる退屈なひとときではありません。むしろ、心と体にエネルギーを蓄えるための、前向きな“まったり充電タイム”なのです。今回は、そんな「おこもり時間を幸せに過ごす」ための3つのヒントをご紹介します。

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1.「何もしない」という予定を特等席に置く

くつろぐ女性出典:stock.adobe.com

私たちの毎日は、常に何かの役割に追われがちです。しかし、幸福度の高い人は、この時期こそ「あえて何もしない時間」をスケジュール帳に書き込んでいます。

「予定がない」のではなく、「何もしないという予定がある」と捉えることがポイント。とはいえ、スマホを手放せずに情報の波に飲まれていては、脳は休まりません。スマホを遠ざけ、窓の外の冬空や温かいお茶の湯気を眺めたり、キャンドルの灯りに心を委ねたり、気ままに掃除をしてみたり。そんな“余白”の時間があることで、脳のオーバーヒートが解消され、創造性や心のゆとりが取り戻されます。

オススメおこもり習慣

お気に入りのブランケットにくるまりながら、「今は、自分の期待にだけ応える時間にしよう」と心の中でつぶやいてみてください。その許可が、リラックスへのスイッチになります。

2.「五感の贅沢」を日常のルーティンに混ぜる

読書する女性出典:stock.adobe.com

外出の機会が減りがちな冬こそ、室内での心地よさを追求した時間を意識的に持つことも、幸福度の高い人の特徴です。特別な家具や電気器具は必要ありません。冬ならではの「温かさ」や「音」を、五感で丁寧に味わうことが大切です。

たとえば、お気に入りの豆で淹れたコーヒーの香り、厚手でふかふかの靴下が肌に触れる感覚、キャンドルの炎が揺らめく光景。このような小さな“快適さ”に意識を向けることで、幸福ホルモンと呼ばれる「オキシトシン」や「セロトニン」が分泌されます。

オススメおこもり習慣

読書や音楽を楽しむとき、「今、なんて贅沢な時間だろう」と、じっくり味わってみましょう。この“味わう力”が、おこもり時間を最高の贅沢に変えてくれます。

3.「情報の冬眠」で心のデトックスを行う

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幸福度が高い人は、あえて情報の摂取量を減らすことも意識しています。SNSやニュースから流れてくる「他人のキラキラした生活」や「ざわついた社会情勢」は、ときに冬の冷えきった心には刺激が強すぎることがあるからです。

そんなときは、ずっと読みたいと思っていた古い名作を読み返したり、家族ととりとめもない話をしたりしてみましょう。不要な情報とつながる回路を一時的に閉じることで、自分自身の“本音”とつながる時間が生まれます。

オススメおこもり習慣

夜の1時間だけでもいいので、スマホの電源をオフにしてみましょう。たった1時間でも、「今は、自分の世界を大切にする」という意識が、心の平穏をそっと守ってくれます。

おこもり時間は、未来の大切な「根」の時間

伸びをする女性出典:stock.adobe.com

2月のおこもり時間は、植物でいえば、土の下で静かに根を伸ばしている時期と同じです。地上には何も見えなくても、内側では確実に「春に咲くエネルギー」が蓄えられているのです。「もっと頑張らなきゃ」「何かしなきゃ」「誰かとつながらなきゃ」という焦りを一度手放し、冬の静けさを味方につけてみませんか。

家の中で、ゆっくりと呼吸をし、自分を甘やかす——。そんな時間を過ごすことができたあなたは、春の光が差し込む頃には、きっと今まで以上にみずみずしいエネルギーに満ちているはずです。この冬、「静止することの価値」を、改めて見直してみてくださいね!

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著者

shukana

shukana

小学生、幼稚園児の男の子のママ。出産前まで紳士服業界に携わり、TES(繊維製品品質管理士)の資格を取得。 暮らしをより楽しく、よりラクに過ごすための方法を日々模索中です。

教えてくれた人

田中よしこ

田中よしこ

株式会社コレット代表取締役。心理学・脳科学、コーチングの知見を取り入れ、「自分を本当に知る」ことをメソッド化。個人セッションやセミナーなどを中心に、潜在意識を整え、本心と「未来の理想の思考」を引き出す方法を伝えている。

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