ポジティブな言葉が持つ効果
まずは、なぜポジティブな言葉を使った方がよいのか、ポジティブな言葉が私たちに与える効果を2つのポイントから解説します。
前向きになれて元気とやる気を取り戻せる
ポジティブな言葉は、前向きで明るい印象を与えてくれます。同僚や上司から指摘されたり、友人から別の友人のグチを聞かされたりした経験があると思います。自分を非難されたり誰かを悪く表現する言葉は、できれば聞きたくないですし、聞いていい気持ちにはなりませんよね。
逆に、上司から褒めてもらえたり、家族や友人から感謝されたりするとうれしくなります。ポジティブな言葉は気持ちを前向きににしてくれて、勇気を与えてくれるのです。
好感を持たれて人間関係がスムーズになる
笑顔で前向きな言葉を使う人と、暗くて後ろ向きな発言をする人とでは、前者と仲良くしたいと答える人がほとんどでしょう。ポジティブな発言が多い人とは会話もはずみ、うれしい報告や知らなかった情報に出会えるときもありますよね。
いつも笑顔で明るい人の周りには、自然に人が集まります。ポジティブな言葉を使うと人が寄ってきて、人間関係の構築がスムーズにできます。
「ポジティブな人」が使っている7つの口癖
それでは本題です。いつもポジティブな人が使っている7つの口癖をご紹介します。
1.「大丈夫」
いつもポジティブで前向きな人は、不安な状況や小さなミス、失敗にも後ろ向きになりません。「大丈夫だよ」と言われて、ほっとしたり元気をもらえたりした経験がある方も少なくないでしょう。「大丈夫」は私たちの心にそっと寄り添ってくれる温かい言葉です。
2.「楽しもう」
いつもポジティブで前向きな人は、常に楽しんで生活しています。苦手な分野や新しい体験にも「楽しそう」と興味をもってみると、思いもよらぬ発見ができるかもしれません。楽しむ気持ちをもって新たな世界に足を踏み入れてみましょう。
3.「ありがとう」
感謝の気持ちは、ポジティブで前向きな人なら当たり前のように言葉にしている口癖です。「ありがとう」の言葉は、自分で言っても、誰かから言われてもうれしくなり、その場の空気も良くなります。「ありがとう」は自分だけでなく相手の自己肯定感を高められます。
4.「私は運がいい」
運がいい人は自分から幸運を味方につけています。仕事で大きなチャンスが訪れたり、競争率の高いライブに当選したり、前向きな考えが幸運をもたらします。「運がいい」と声に出して幸せを呼び込みましょう。
5.「がんばったね」
いつもポジティブで前向きな人は、どんなときでも自分を褒めています。家事が予定時間に終わらなかったり、仕事で失敗したりするときもあるでしょう。がんばった自分を認めてあげると、次からの活力になりますよ。
6.「なんとかなる」
ポジティブで前向きな人はちょっとした不安や心配、急なトラブルにも動じません。チャレンジ精神に溢れていて、経験を大切にしてきた方が多いからです。考えすぎず挑戦してみると、楽しめたり新たな発見があったりするかもしれませんね。
7.「今日もいい日になる」
ポジティブで前向きな人は、その日1日を大切にして過ごしています。憂うつな朝だとしても「今日もいい日になる」と思うと、少しずつワクワクしてきますよ。毎日1つ楽しみを見つけて過ごすのもいいですね。
前向きな言葉を使うためには「今」に集中して、積極的にポジティブな部分を探すのがポイントです。後ろ向きになったら上記の言葉をどんどん使って楽しい人生を歩みましょう。