スキマ汚れは「やさしく外に出す」のがコツ

水栓の根元のスキマにできる黒ずみは、水垢や石けんカス、皮脂などが重なった汚れです。表面を拭くだけでは奥まで届きにくく、「掃除しているのに残る」と感じやすい部分でもあります。大切なのは、ゴシゴシ削ることではなく、入り込んだ汚れをやさしく外に出すこと。

そこで活躍するのが、爪楊枝です。ただし、先端をそのまま当てるのではなく、キッチンペーパーで覆って使うのがポイント。細い部分に届きながら、水栓表面を傷つけにくい「クッション付き」の状態で、スキマ汚れだけを整えていきます。
※この掃除方法は、水栓メーカーが公式に推奨する清掃手順ではありません。必ず取扱説明書を確認し、まずは目立たない場所で試してください。
水栓の根元をやさしく整えるスキマ掃除
掃除に使うもの

- 爪楊枝
- キッチンペーパー
- 台所用中性洗剤
- やわらかい布 2枚
手順⒈ キッチンペーパーを巻く

キッチンペーパーを小さくちぎり、爪楊枝の先端が出ないように軽く巻きつけます。尖った部分が、水栓に直接当たらないようにするのがポイントです。
手順⒉ 洗剤をなじませる

巻いたペーパー部分に、台所用中性洗剤を少量なじませます。軽く湿るくらいで十分です。
手順⒊ スキマをなぞる

水栓の根元のスキマに沿って、押しつけず、引っかかりを感じない範囲でそっとなぞるように動かします。ペーパー部分が軽く触れる程度で構いません。
※爪楊枝は先端が鋭利なため、無理に押し込むと内部のパッキンや防水シールを傷め、水漏れの原因になる恐れがあります。 あくまでペーパーを介して「表面をなでる」感覚で行ってください。

キッチンペーパーにうっすら黒ずみが付いたら、スキマに入り込んでいた汚れが外に出てきたサイン。ペーパーを新しいものに替えながら、無理のない範囲で続けます。
手順⒋ 仕上げ拭き

最後に、水で湿らせた布で洗剤を拭き取り、乾いた布で水気を拭き取って完了です。
作業前にチェックしたいポイント
- 素材や表面加工(メッキ・塗装・樹脂・コーティングなど)によっては、この方法が適さない場合があります。作業前に必ず取扱説明書をご確認ください。
- 爪楊枝の先端は直接当てず、必ずキッチンペーパーで覆った状態で、力を入れずになぞるように行ってください。引っかかりを感じた場合は、無理に続けず中止してください。
- 洗剤は長時間放置せず、作業後は水で湿らせた布で拭き取り、洗剤が残らないようにしてください。
- 汚れの状態や製品によっては、この方法が適さない場合もあります。目立たない場所で試してから行うと安心です。
見て見ぬふりゾーンは、ついでに整えるのが続けやすい

水栓の根元のスキマ汚れは、気になっていても掃除が後回しになりがちです。ですが、汚れが軽いうちにやさしく外に出すだけで、見た目の印象は意外と変わります。まずは今日、気づいたタイミングで1分だけ試してみてください。根元を整えるだけで、キッチン全体のスッキリ感も変わってきますよ。
