「消えいろピット」は乾くと色が消える

そもそも、「消えいろピット」を知らない方に、ちょっとだけ商品紹介させてください。「消えいろピット」は、青色のスティックのりです。塗ったところがわかるため、ムラなくきれいにのり付けできます。

さらに、大きな特徴は、塗り残しを防ぐ青色が、時間の経過とともに消えるということ。子どものころから「便利だな~」と思っていたけれど、ふと「これってどんな仕組みなの?」と気になってしまったんです。
その答えは、トンボ鉛筆の公式サイトにありました。「消えいろピット」の色が変わる原理を、ちゃんと説明してくれていたんです。
「リトマス試験紙」と同じ原理だった

「消えいろピット」の色が消える仕組みには、のりに配合された“pH指示薬”が関係していました。
もともと弱アルカリ性ののりが、空気中の二酸化炭素や紙が持つ酸性成分に触れることで、アルカリ性から中性へと変わります。すると、pH指示薬の色が青から透明へと変化し、のりの色が消えるというわけなんです!

ちなみに、この原理は、酸・アルカリ反応を利用する「リトマス試験紙」と同じなのだそう。原理自体はシンプルなんですね……!
便利さに隠れた工夫が分かると面白い
普段何気なく使っている文房具にも、実は技術やアイデアがたくさん詰まっています。「なぜ?」と思って調べてみると、日常のちょっとした道具がいつもより少し面白く見えてきそうです。
