「削る」「パックで一気にはがす」はNG。角質ケアの正しい方法は?
角質ケアというと、一般的にはかかとの角質を削る、もしくは専用パックなどで一気にはがすなどの方法を思いつくかもしれません。
しかし、この方法だと皮膚の皮脂膜と角質層の下にある顆粒層まで削ってしまうことになりかねません。
角質は日々蓄積するため、毎日ケアをすることが大切です。そして、菌の繁殖を抑制するためには、洗浄力の高い”石鹸”で洗うことが必要です。普段ボディーシャンプーで足を洗う人が多いと思いますが、足は必ず”石鹸”を使ってください。というのも、保湿力の高いボディーシャンプーは保湿成分が高いため洗浄力が抑えられているからです。
3ステップで覚える正しい足裏ケアの方法
足裏ケアの大事なステップは以下の3つ。
- 手やスポンジを使って指の間や爪の間を念入りに洗う
- 洗浄力の強い石鹸で洗う
- 洗浄力の強い石鹸を使ったあとは水気を取り、保湿剤をつける
足裏はしっかり洗ってもいいですが、先述したように、やすりやたわしのような硬いものでゴシゴシ洗うのは控えてください。また足の甲は体のほかの部分と同じように、やわらかくなでるように洗いましょう。
今この時期に正しい足裏ケアを始めることで、肌荒れもなく角質ケアもしっかりでき、きれいな足元をキープできそうです。かかとのかさつきや足のニオイが気になる、ブーツなどで足が蒸れるといった人は、一度足元のケア方法を見直してみてくださいね。
TEXT:間野由利子
参考:株式会社グラフィコ 春からはじめる足裏ケア勉強会
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