【今こそ読むべき一冊】子どもと向き合う時間が増えたからこそ抱える悩みを解決してくれる『スゴ母列伝』

家族・人間関係

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2020.04.25

2月下旬から続く外出自粛の流れを受けて、子どもと一緒にいる時間が長くなっている今日この頃。そろそろ煮詰まりかけているご家庭もあるのでは? 日中あれやこれやと口を出してしまい、最終的には怒りすぎ……子ども寝顔を見ながら「ごめんね」とつぶやく日々が増えた。

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「良い母」ってどんな母?

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「良い母」とは、具体的にどういう母親のことを言うのだろうか。
母となって6年。ある程度年齢を重ねてから母になったので、思っていたよりも心に余裕があるのかもしれないぞ。と感じたことは一度や二度ではないけども、それでも大変なことはたくさんある。何が大変なのかと聞かれたら、一人の人間として、女性としてよりも、常に「母」であることを最優先にしなくてはいけないような気がすることだ。とにかく、「母」ではない時間を持つことができない。なんだったら、母であることを忘れたり、意識してなかったりしたら罪人のような扱いをされる……ような気がするのだ。

この世に子を産みだした瞬間から、24時間365日、「母」として生きなくてはいけない。誰かに言われたわけでもないのに、自分が自分にかけた呪縛なのかもしれない。

あの有名人を育てた「スゴ母」に学ぶ

「子育てに正解はない」。

多くの先輩母たちが言うこの言葉をお守りのようにしている。「良妻賢母」とか、「いいお母さん」でありたいとは思うけど、その正解の姿がつかめていないのだから、「いい母」を目指すよりは、とりあえず自分ができることを頑張るしかない。

子育てをしながら、「良い母とは?」の答えを見つけるべく、気になる育児書や、子育てにまつわる本も読んできた。そして出会ってしまったのが、堀越英美さんの『スゴ母列伝~いい母は天国に行ける ワルい母はどこへでも行ける~』だ。

この本には、誰もがその名を聞いたことがある著名人を育てた母のことや、その著名人の母としての姿が書かれている。タイトルにもある「スゴ母」とは、「正しい母」になりきろうとするのではなく自分を貫いて独特な育児をする型破りな母親のことなんだそう。

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著者

山田かほり

山田かほり

フリーライター歴10年。読んだ人の心にふわっとした空気が流れるような記事や情報をお届けできるよう心がけています。

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