いつものお散歩が宝探しに!バンクーバーで人気の旅する石遊び「WA ROCK (ワロック)」

家族・人間関係

2020.06.16

旅する石遊び「WA ROCK(ワロック)」を知っていますか?
日本でもTwitterで投稿している人もちらほらいるこの遊び、コロナ禍のカナダで人気なんです。
カナダでは9月を目標に段階的にニューノーマルを目指す動きの中、現在4段階中2段階目の状況。少しずつ規制が緩んできましたが、まだ緊急事態宣言は解除されていません。
そんな中、バンクーバーでお散歩中の楽しみとして人気なのが、「WA ROCK(ワロック)」というアクティビティー。ペイントした石を外に置いたり、他の人が置いた石を拾ったりする遊びですが、子どもとのおうち時間の楽しみにもなり、散歩もいつもと同じ散歩道でも特別なものになりますよ。

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ワロックとは?

好きな絵を描いたり、メッセージを書いたり。子どもも大人も楽しめます。

パパの誕生日にも! 右の石の裏にはパパの顔が描いてあります。My Dad Rocks!(石のRockとかけて、”僕のパパ最高!”の意味)

ベースの色が乾いてから上の色を重ねると綺麗に描けます。

ワロックとは拾った石に絵やメッセージを書き、それを外のいろいろな場所に隠したり置いたりして、誰かに拾ってもらう遊びです。ルーツは西オーストラリア州。Western Australiaの頭文字をとって、WA ROCKと呼ばれているそうです。
じつはこのWA ROCK、秋田県の阿仁(あに)地域でも広める活動が行われており、日本語の輪(WA)とかけて、日本でもWA ROCK(ワロック)と呼ばれています。カナダではHide and Seek Rock Painingなどと呼ばれています。

どうやって作る?

カナダではこのようなロックペイントのキットも売られています。石、絵の具、タトゥーシール、筆、SNS投稿用のステッカーなどがセットになっています。

ワロックの作り方は簡単。外で拾った石に絵やメッセージを書きます。アクリル絵具やポスカなどの油性マーカーを使い、できれば色褪せ防止のためにラッカーなどの保護剤を塗れるとベストです。絵やメッセージだけでも構いませんし、裏に拾った場所を書くと拾った人がその石がどこからやってきたか知ることができます。

どうやって遊ぶ?

ワロックの石は街路樹の周り、ビーチ、公園などでよく見かけます。

メッセージや柄が描かれたものも。

雨の日も楽しくなりそうなカラフルな石。

外で拾った石に絵やメッセージを描き、それをまた隠して他の人に見つけてもらいます。石を見つけた人は見て楽しんでもいいし、拾って持ち帰ってもいいし、別の場所に石を移動させても。石にペイントする人は、絵やメッセージを書くだけでもいいですが、裏に石を拾った場所を書くと、その石がどこから旅してきたのか拾った人がわかるのでより楽しめます。

更に、#warock、#warockani、#hideandseekrocksなどのハッシュタグをつけてSNSに投稿して楽しんだり、秋田県秋田市阿仁が西オーストラリア州のFacebookワロックグループを日本向けにアレンジしたWA ROCK JAPANグループに参加して、自分が作ったワロックや情報をシェアするなど、楽しみ方はいろいろです。どこかで拾ったたった一つの石を通して、知らない人同士が繋がったり、知らない場所に旅したり…、いろんな世界が広がっていきますね。大人はもちろん子どもも楽しめるので、親子で一緒に石にペイントしたり隠したり探したりしてみてはいかがでしょうか?
ワロックFBページ

いかがでしたか? 最近では子どもとお散歩中に新しい石を見つけることが日常の細やかな楽しみになっています。石に描かれた可愛い絵やメッセージを見るたびに心が温まり、笑顔がこぼれます。
みなさんも旅する石遊び、「ワロック」でほっこりしてみませんか?

※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。

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著者

Shiko

Shiko

カナダ、バンクーバーと日本でやんちゃな息子達と旦那と一緒に暮らしています。 音楽、ヨガ、アウトドアが大好き! 歯科医師、ヨガインストラクターです。時々ジャズを歌っています。 Zoomヨガ教えてます。レッスンご希望の方はインスタからメッセージくださいね!@fumikokusuhara

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