もう臭わせない、うちの部屋干し!#目からウロコの洗濯豆知識

ライフスタイル

www.photo-ac.com
 もう臭わせない、うちの部屋干し!#目からウロコの洗濯豆知識

2020.07.01

梅雨の時期は、洗濯物が溜まりがちになっていませんか。部屋干ししてみても、なんだか部屋全体がジメジメして、せっかく洗ったはずの洗濯物も、ぱりっと乾かず、においが気になる……。でも大丈夫、正しい知識とちょっとだけ洗濯物の扱いを変えるだけで、「臭わない部屋干し」が実現できるんです。そのやり方を早速、話題の洗濯プロ集団、洗濯ブラザーズの3人に、教えていただきました。

広告

臭わない洗濯は、洗う前に始まっている!?

洗濯物の臭いの原因は、雑菌。でも、洗濯機の中を覗いてもステンレス層はピカピカだし、掃除の必要なんて本当にあるんでしょうか?

「臭いの原因となるモラクセラ菌は、洗濯槽の裏側に住み着いています。そんな洗濯機で衣類を洗っても、かえって菌を服につけてる状況、そんなの悲しいですよね。」と言うのは、洗濯を極めたプロ集団、洗濯ブラザーズのみなさん。

でも洗濯機の裏って、どうやって洗ったらいいのでしょうか? 

洗濯ブラザーズ:ドラッグストアやホームセンターに、市販の洗濯槽クリーナーがあるので、それを使ってください。梅雨の時期や春夏は、菌が増殖しやすいので、必ず月1回。秋冬は3ヶ月に1回ぐらいでも大丈夫です!

洗濯せっけんや、柔軟剤を使っている人は、より洗濯槽に菌がへばりつきやすいので、さらに小まめなメンテナンスが必要ですよ。

POINT:洗濯槽クリーナーで、まずは洗濯機を洗って!

汚れた衣類、洗濯機にそのまま入れてない?

どうせすぐ洗濯するんだから、脱いだ服はそのまま洗濯機に入れてる、と言う人も多いですよね。でもそれが「臭い」の原因になっているだとか。

洗濯ブラザーズ:もう、その行為は問題外と言いたいです!
洗濯槽の中は湿気があり、さらに衣類が中に入ると、モラクセラ菌がどんどん増えてしまいます。なので、菌を増やさないために、汚れた服は通気性のいい環境で保管するのがいちばんです。通気性のあるメッシュタイプの洗濯カゴに入れて、脱いでから可能な限り24時間以内に洗うのが理想的です!

POINT:汚れた服は通気性のいいメッシュタイプの洗濯カゴに!脱いでから24時間以内に洗いましょう。

市販の洗剤も少しずつ違う!自分に合っている洗剤は?

洗濯槽を掃除して、洗濯物もちゃんとメッシュのカゴに入れた。そのあとは洗濯機で洗うだけです。洗剤もポイントのひとつです。市販の洗剤のメリットデメリットを把握して、洗剤を選ぶといいですよ!

洗剤を選ぶ際に重要なのは、「何を基準に選ぶか」を明確にすること。
粉末の場合は、生地や肌に刺激を与える漂白剤や蛍光増白剤が入ってないタイプを選んでください。

液体洗剤がふだんの洗濯物にもデリケートな衣類のものにも対応しているので、おすすめです。

教えてくれたのは:洗濯ブラザーズ

茂⽊貴史(写真左)、茂⽊康之(中央)、今井良(右)の3⼈で結成し、毎⽇の洗濯を楽しくハッピーにするための活動をする、プロ集団。
横浜でクリーニング店「LIVRER YOKOHAMA(リブレヨコハマ)」を経営するかたわら、劇団四季や国内外の有名アーティストの⾐装クリーニングを⾏う。また、オリジナルのナチュラル洗剤を開発し、好評を博している。
洗濯ブラザーズが開発したオリジナル洗剤の詳細・購入は公式サイトで販売中!

洗濯ブラザーズ著『日本一の洗濯屋が教える 間違いだらけの洗濯術』で洗濯マスターに

日本一の洗濯屋が教える 間違いだらけの洗濯術
出版社: アスコム

TEXT:池田ゆき

※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。

広告
saitaとは
広告