背中や脇が汗で皮膚トラブル……薬なしで解消できる?皮膚科医おすすめの毎日のスキンケア方法とは

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2020.08.13

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敏感肌のための正しいスキンケア方法とは?

では、敏感肌のための正しいスキンケアをお伝えしたいと思います。
まず洗浄する際には、 下記のことに気をつけましょう。

体や顔を洗う際に気をつけたいこと


・洗浄剤の洗い上がりがしっとりするものを選ぶ。
・洗浄剤は必ず泡立てる。泡タイプでないものは原液を薄めてから手でしっかり泡立てる。
・ゴシゴシこすらず手のひらでなでるように洗う。
・やさしく全身くまなく洗う。
・熱いお湯で長時間流しすぎない。

このように、肌に刺激を与えないように、手のひらで洗浄剤を泡立てて洗いましょう。また皮脂を取りすぎてしまわないように、熱すぎないお湯で流し、泡がなくなれば終了です。
保湿に関しても正しい方法をお伝えします。

保湿する際に気をつけたいこと


・保湿は脱衣所で風呂上がりにすぐ行う。
・全身に塗り伸ばしやすいものを選ぶ。
・手のひらでやさしく包み込むように塗る。
・全身むらなく塗る。
・特に乾燥する部分は重ね塗りをする。

保湿はお風呂上がりすぐに行えるように、保湿剤をすぐ使える場所に置いておくといいですね。
人によって乾燥する部分はさまざまですが、敏感肌で気になる部分には、顔やひじの内側、手、腹、すね、背中が挙げられます。気になる部分には、保湿剤を特に重ねて塗ることが大切です。

ユースキン製薬が行った共同モニター試験では、しそのはエキス配合の洗浄剤と保湿剤を使用しこのようなケアを1週間続けた結果、肘の内側にあったかき傷がなくなりなめらかな肌になりました。毛穴もひきしまり赤みも取れて、キメも細かくなったのです。
薬を使わずにケアだけでも肌トラブルの改善が見られたので、スキンケアと保湿の大切さを実感しました。

敏感肌が気になったら、全身くまなく洗い、保湿することが大切です。保湿する際には十分な量を意識して、重ねて保湿することが必要。肌トラブルに悩んだ際には、ぜひ参考になさってください。

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著者

mamiWaka

mamiWaka

語学系出版社でワーキングマザーを経て、現在はフリーのライター・編集者。分かりやすく読みやすい、役立つ記事を目指しています。

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