家具の移動は、ちょっと手間をかけるだけで楽になる
古い家具を処分するのって、意外と大変です。
パパの力をかりて、気合で持ち上げて! とがんばったら壁に当たって傷つけちゃった、なんてことはザラにあります。
重たい家具を運ぶときは、どんなに力自慢であっても楽に運べるように少しだけ手間をかけましょう。
力を見せつけるよりも、安全に丁寧に運ぶほうがずっとありがたいですから。
・中身はとにかく出す!
横着しないで、ちゃんと中身を出しましょう。ここでいう中身とは、収納されている物だけでなく、引き出し(空っぽでも)や棚板などのことも指します。
重厚な木家具ほど、これらの重さがバカになりません。
・扉はテープでちゃんと止めよう!
運んでいる最中に扉がバッタンバッタンしてたら邪魔でしかたありません。扉が開いてしまわないようにガムテープなどでしっかりと止めるようにしましょう。
・上置、下台などはできれば分解する
食器棚や大きな本棚などは、上下にわかれる家具もあります。ドライバーなどが必要だとついそのまま運んでしまおうと挑戦しがちですが、四の五の言わずに分解しましょう。分解の手間を考えても圧倒的に楽になります。
・重たいときは無理に持ち上げようとせず、毛布などを敷いて引きずる
どうしても重たい場合は、無理に持ち上げると怪我や家を傷つける原因になります。無理するくらいなら、毛布やタオルケットなどを家具の足などにかませてひきずってあげましょう。
家具移動専用のアイテムなんかもホームセンターに行くと売っていますから、そういうのを使うのも手です。
ということで、大きな家具のモヨウ替えのコツでした。
安全に、効率的に、モヨウ替えを終わらせてしましましょう!
三木 智有
NPO法人tadaima! 代表 日本唯一の家事シェア研究家 子育て家庭のためのモヨウ替えコンサルタント。
初の著書『家事でモメない部屋づくり(ディスカヴァー・トゥエンティワン刊)』が7月17日に発売された。
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