こんなお皿が便利!料理がおいしく見える食器選びのコツ #フードコーディネーター進藤由美子のワンポイント

料理・グルメ

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来客時にも使える!料理を引き立たてる黒や紺のお皿

こういった濃い色のお皿を使うと、料理の輪郭をはっきりさせ、引き締めて見せることができます。

鴨のコンフィを白と黒の皿に盛り付けて比べてみましょう。
白のお皿はどんな料理にも使えますし、明るく清潔感のあるイメージです。

黒のお皿に盛るとグッとメインのお肉が引き立って高級感が出ますね。

白のお皿の次にそろえたいのは、黒系のお皿です。
艶のあるものやないもの、そして形もさまざまですが、こういった濃い色のお皿を使うと、料理の輪郭をはっきりさせ、引き締めて見せることができます。
同じお料理でも、白いお皿に乗せると明るく清潔感がありお料理もおいしそうですが、黒いお皿に乗せると更に高級感が増します。来客時に黒系のお皿を活用するとお料理が映えて喜ばれますよ。

実はオールマイティな和食器

こちらは産地や時代によってさまざまな種類がある和食器。

ミニトマトのカプレーゼを素朴な土色のお皿に盛りつけてもステキですね。

産地や時代によってさまざまな種類がある和食器。無地で白い肌が輝く磁器や、土っぽい風合いが優しい陶器、華やかな絵付けがされたものなどいろいろなものがありますね。
これらの食器は和食に使えるのはもちろんですが、実は洋食やエスニックを盛り付けることもできるんですよ。

写真にもご紹介しているとおり、代表的なイタリア料理を和食器に盛るのも意外に感じるかもしれませんが、なかなか素敵ではないでしょうか? 和食器とエスニック料理やイタリア料理などの組み合わせも、意外にマッチしてしまう懐の深さが和食器のすばらしさですね。

いかがでしたか? 使い勝手がよく、持っていると便利なお皿をご紹介しました。これから食器をそろえたいという方はもちろんのこと、使い方が難しいからとしまい込んでいた食器も、実は意外とお料理が映えるかもしれませんよ。ぜひ参考になさってみてくださいね。

フードコーディネーター 進藤由美子

フードコーディネーター、テーブルコーディネーター、料理撮影スタジオ経営を経て、2002年より料理教室「Cooking Studio Y」を主宰。国内や海外で食関連の知識や情報を長く研究し、その成果を毎月のレッスンで発表する季節の創作料理に生かしている。
大人の遊び心にあふれた自由な発想のテーブルコーディネートにも定評があり、日々の食卓に新しい彩りを添えるヒントやアイディアとともに、笑顔の広がる豊かな食空間と時間を提供する。
著書に『eat well and laugh often』『明日もサンドイッチ』(ともにCooking Studio Y Cookbook)がある。

 

※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。

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著者

進藤由美子

進藤由美子

料理撮影スタジオ経営を経て、2002年より料理教室「Cooking Studio Y」を主宰。国内や海外で食関連の知識や情報を長く研究し、その成果を毎月のレッスンで発表する季節の創作料理に生かしている。大人の遊び心にあふれた自由な発想のテーブルコーディネートにも定評があり、日々の食卓に新しい彩りを添えるヒントやアイディアとともに、笑顔の広がる豊かな食空間と時間を提供する。

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