なぜ40代に入るとシミが目立つようになるの?
シミは皮膚でつくられた過剰のメラニン色素が沈着したものです。もともとメラニン色素には紫外線のダメージから肌を守るはたらきがありますが、多すぎるとシミの原因となってしまいます。
紫外線以外にも加齢やストレス、女性ホルモンの乱れもシミの原因になります。特に、肝斑という30~40代の女性によくみられる顔のシミは女性ホルモンの影響が大きいと考えられています。
漢方では、血(血液)の巡りが悪くなると、肌へ栄養が行き渡らず、老廃物を処理できないため、肌のターンオーバー(肌の細胞が新しく生まれ変わるサイクル)が遅くなりシミができると考えます。また、ストレスで気(生命エネルギー)の巡りが悪くなると血の巡りも悪くなるので注意が必要です
続いては、40代から始めるシミ対策をご紹介します。
1.シミ予防の基本は日焼け止めと保湿!
シミ予防の基本は、紫外線対策です。晴れの日やお出かけの時だけでなく毎日日焼け止めは塗りましょう。塗るときはムラにならないように気をつけてください。
肌の負担を気にして薄く塗る人もいるかもしれませんが、しっかり適量を使うことがポイントです。
また、毎日のスキンケアでは肌のターンオーバーを正常にするために保湿ケアを重視するといいですね。アルブチン、トラネキサム酸などの美白成分が含まれた化粧品を使用するのもおすすめです。
2.ビタミンパワーで美肌を目指す!
メラニン色素の沈着を防ぐビタミンCや抗酸化作用の強いビタミンE、肌の新陳代謝を高めるビタミンB2をたくさん含む食材を積極的に取り入れましょう。
・ビタミンCが豊富な食材:ブロッコリー、パプリカ、キウィフルーツなど
・ビタミンEが豊富な食材:うなぎ、アーモンド、かぼちゃなど
・ビタミンB2が豊富な食材:さば、レバー、牛乳、納豆など
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