エアコン+ファンヒーターの併用による、気になる「ランニングコスト」は?
エアコンと石油ファンヒーターの併用で、換気後に下がってしまった部屋の温度を効率的に戻すことができることがわかりました。
しかし、2つの電化製品を同時に使用することで懸念されるのが「ランニングコスト(電気代)」の増加。
こちらについても、エアコンのみの使用の場合と、エアコン+石油ファンヒーター併用の場合を比較検証しました。
<検証結果>
上記の表の通り、エアコン単独の場合とエアコン+ファンヒーターの場合を比較したとき、開始60分程度まではランニングコストに差が見られるものの、時間が経過するにつれて差が縮まり、120分以降はほぼ同等となりました。
エアコンと石油ファンヒーターを上手に活用することで、電気代を抑えながら、換気時の気温低下リスクを最大限減らすことができるんですね!
暮らしに溶け込むシンプルデザインの石油ファンヒーターも登場
現在、自宅でエアコンしか使っていないという人の中には、「石油ファンヒーター」と聞くと、昔実家で使っていたものを連想し、“デザインが古い”、“インテリアと合わなくて浮いてしまう”などのイメージを持っている人も多いのでは。
しかし、石油ファンヒーターも日々進化しており、お部屋のインテリアにも馴染むおしゃれなタイプのものが登場しています。
消臭シャッターが運転停止時に閉じるタイプのものは温風の吹き出し口のグリルが隠れ、デザインに統一感が生まれました。装飾的な要素を抑えたマットな質感や、操作部や表示部を含めモノトーンに統一したシンプルな見た目で、これならお部屋のイメージを壊さずに置くことができますね。
機能の面でも、最新のものでは自己燃焼熱を利用して灯油をガス化する構造なので、燃焼時の消費電力が少ないことが特徴。
通常点火時間が従来の約75秒から約55秒までに短縮したことで、すぐに温まり、点火までにかかる消費電力量は約30%も低減したんだそう。
例年以上に"換気"と"体調管理"が必要な今年の冬。石油ファンヒーターとエアコンを上手に併用して、体調を崩すことなく、元気に乗り切りましょう!
文/鈴木杏
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