カルシウム足りてますか?家族の健康管理に始めたい、大人の粉ミルクレシピ

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 カルシウム足りてますか?家族の健康管理に始めたい、大人の粉ミルクレシピ

2021.01.05

カルシウムやタンパク質などの栄養素が手軽に取れると話題の大人の粉ミルク「プラチナミルク」。今回は、saita世代自身の体に加え、親の介護や育ち盛りの子どもなど、家族みんなの健康を守るために必要な栄養について、雪印ビーンスタークの管理栄養士 忰田(かせだ)さんに教えてもらいました。

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自分の骨密度、知っていますか?まずは自分の体を知ろう

骨量イメージ

40代女性は、閉経期に向かい徐々に骨量が減少し始めます。60歳以降の老齢期に備え、丈夫で健康な骨を保つために、40代のうちから骨量を意識することが大事なのだそうです。

「まずは、ぜひ一度骨量を測定してみることをおすすめします。
40代の女性こそ、まだ先のことととらえず、今の自分の骨量を自覚してほしいです。もし平均よりも骨量が少ないとわかれば、普段の食生活でも気をつけるようになりますよね。それが、骨量低下の予防につながります」(忰田さん)

多くの自治体では、40歳以上の女性を対象に5歳単位で骨粗しょう症検診を実施しています。近くの保健センターや保健所に問い合わせるか、自治体の広報誌で骨粗しょう症検診の予定をチェックしてみましょう。また、健康診断のオプションや、病院でも検査できるところもあります。

骨粗しょう症予防に40代から始めたい骨活!食べて骨を強くする栄養満点の大人の粉ミルクレシピでもお伝えしたように、骨を守る3原則は、食事・運動・日光浴です。さらにそれに加えて、十分な休息も欠かせません。
「骨は毎日少しずつ、肌などと同じように生まれ変わっていて、約3年で全身の骨が生まれ変わるといわれています。骨だけに、コツコツ(笑)!  毎日の積み重ねが大事です」(忰田さん)

健康のために摂るべき栄養素は、年代問わず変わらない

40代女性の家族には、老齢の親や、育ち盛りの子どもなど、3世代が同居している場合もあります。自分だけでなく、家族の健康にも気をつけたいですよね。世代によって食の好みも異なり、毎日の献立に頭を悩ませる人も少なくないと思いますが、年齢によって必要な栄養素は異なるのでしょうか。

「カルシウムは、骨粗しょう症リスクが高まる閉経期以降の女性にとっては大変重要ですが、育ち盛りで骨の形成が活発になる10代の方たちにとっても大切な栄養素。
しかし、毎年行われている国民健康・栄養調査でも、足りない栄養素の代表格にもなっている上に、特に近年は、若者のカルシウム不足が問題にもなっています。

カルシウムは、18歳以上の男性と女性ともに耐容上限量2,500mgが設定されており、摂取し過ぎも避けたいところではありますが、日本人の食生活から考えると、耐容上限量を超えることはほとんどないでしょう。ただ、栄養補助食品などでカルシウムを摂取している場合には注意が必要です」(忰田さん)

カルシウムは、骨の健康の観点からは年代問わず積極的に取りたい栄養素ということがわかりました。一方、それ以外の栄養素についても、18歳以上では年代によって必要な量は大きく変わらないことが、こちらの女性の食事摂取基準のグラフからもわかります。

食事摂取量

「エネルギーなどは、活動量が少なくなってきたりと、摂取エネルギー量は減少してきますが、カルシウムやタンパク質などの栄養素の必要摂取量は、年代での変化はあまりありません。
同居家族がいる場合には、ぜひ家族みなさんで、バランスよく栄養が取れるような食事を心がけてみてください」(忰田さん)


60代以降はメタボ予防からフレイル予防も注意が必要

親の介護

saita世代は、これから親の介護の時期にも突入する人も多いでしょう。親の健康の面から、特に60代以降の栄養の取り方が気になるところです。

「メタボ対策の観点から、脂肪や糖分・塩分の取り過ぎに注意する必要がある40〜50代に比べ、60才以降の方には、フレイル対策が必要になってきます。
フレイルとは、健康障害におちいりやすい状態のこと。加齢にともない食が細くなり栄養状態が悪くなると、身体機能が低下し、体調を崩す原因にもなりかねません。

人生100年時代を過ごすためには、健康寿命をのばしていきたいもの。60代を迎えるくらいの年齢の方には、今まで以上に気をつけてほしいですね。そのためには、適正なカロリー量で、高タンパク・高ビタミンの栄養素をとるなどの対策も必要です」(忰田さん)

※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。

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著者

はやなお

はやなお

中1、小6、小3の子を持つ母。 漢字検定2級、整理収納アドバイザー2級、中国語コミュニケーション能力検定(TECC)578点と、取得した資格はどれもあと一歩。育児についても「頑張りすぎない、極めない、ほどほどに」とゆるく進めるのがモットー。得意料理は鶏唐揚げとポトフ。

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