約7割の人が自分のスキンケアに自信がない!自分に合った正しいスキンケアとは

心と体

www.naris.co.jp
 スキンケアに悩んじゃう

2021.01.21

スキンケアをすることの重要性は多くの人が理解していることだと思いますが、「本当に自分に合ったスキンケアができているのか」自信を持っている人は少ないのではないでしょうか。雑誌やテレビで紹介されているスキンケア情報をそのまま取り入れているだけでは、ちょっと不安かも! 本来は、自分の肌質、年齢や季節ごとに変えていくべきなんです。

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約3割の人がコロナ禍でスキンケアをする時間が増えた!

コロナ禍でスキンケア増えた出典:www.naris.co.jp

新型コロナ感染症拡大防止に伴い、緊急事態宣言が発令された昨年4月以降、自宅で過ごす時間が増えたのではないでしょうか。株式会社ナリス化粧品が、20〜59歳の全国の女性1,309名に行ったスキンケアについてのアンケートによると、「スキンケアをする時間が増えた女性」の合計は27%で、約3割に及ぶことがわかりました。

外出するときはマスクをするため、メイクに時間をかけなくなったなど、メイク方法が変わっていきました。その一方で、外出を控え、自宅にいる時間が長くなったことで、自分の素顔と向き合う時間も長くなり、基礎のスキンケアに力を入れるようになった人が増えたのではないでしょうか。
多くの人が力を入れるようになったスキンケア、そのスキンケアは本当にあなたに合っていますか?

7割の人が自分のスキンケアに自信なし!

スキンケアに自信がない出典:www.naris.co.jp

アンケートによると、スキンケアをしている女性は全体の7割以上に及びますが、その1,598名に「自分のスキンケアに自信があるか」を聞いたところ、「あまり自信がない」が、53.9%と半数を超え、「全く自信がない」12.1%と合わせると66.0%と約7割の女性が、自信がないと回答しました。どの世代でも自信がないと答えた人の方が多く、とくに、年齢を重ねるごとに、自信がないと回答する人の数が増えることがわかりました。

自分独自のやり方でやっていたり、商品の広告、雑誌やSNSの情報を参考にスキンケアをしている人も多く、知人に教えてもらったやり方を実践している人も。
でも、そのスキンケアが正しいのか、自分の肌に合っているのかは多くの人が疑問を持ちながら日々を過ごしているようです。

ヒーターやこたつで肌荒れ!?

冬は肌のピンチ出典:pixabay.com

【美容皮膚科医が教える正しいスキンケア】によると、冬はヒーターやこたつといった暖房器具が欠かせませんが、暖房に関わる熱によって乾燥が進むことに加え、近赤外線による光老化がたるみの原因になることがあるそうです。近赤外線は皮膚に対してすべてが有害というわけではありませんが、一部の近赤外線が皮膚の深部まで影響を及ぼし、シワを増やす原因になったり、血管が拡張するなどして、肌の赤みやたるみにつながることが考えられるそうです。

こういったリスクを減らすために、ヒーターやこたつを使う場合は、厚めの布などで身体を覆うことがおすすめです。肌に直接近赤外線を浴びることを避けて光老化を予防しつつ、保温効果も期待でき、暖房の設定温度も下げることができるのでエコにつながります。

老化による水分量の低下がネック

年齢に合ったスキンケア出典:www.photo-ac.com

歳を重ねるにつれ、私たちの肌の状態はどんどん変化していきます。手遅れにならないために年齢に合わせた正しいケアによると、若い肌と比べ、40代以降のお肌はストレスや不調がダイレクトに表れるとのこと。また、あるデータでは、20代の肌の水分量を100%とすると40代は80%台にまで下降し、皮脂量にいたっては半分程度にまで落ち込んでしまうと言われています。肌の水分量が低下し、乾燥状態が続くと、シミやしわ、くすみの原因にも直接つながってしまいます。

そういった肌の変化に対し、乾燥対策として、保湿クリームや美容液を使っている人も多いようです。しかし、その乾燥対策によって、その後の肌の水分量が変わったどうかは、3割以上の女性が効果を感じられなかったと回答する残念な結果。
せっかく時間とお金をかけて、お手入れしているにもかかわらず、効果が出ないとなれば、自分の肌質に合った適切な保湿ケア用品に出会えていないと考えたほうがいいでしょう。

インナードライに要注意

「肌の表面は油っぽいのに、かさつき感・ガサガサ感がある」という肌をインナードライと言います。自分の肌を「脂性肌」だと思い込んでいる人の中にも多い症状です。
部分的な皮剥けが起こったり、時間が経つにつれ変化しやすいなど、かなり不安定で角質の水分量が不足し、乾燥しているため、肌のバリア機能を維持しようと油分が過剰に皮脂として分泌している状態。
自分の肌をオイリー肌と思っていても、じつは乾燥肌と紙一重ということもありえます。しっかり保湿ケアしていくことが大切です。

美容液より、保湿より、まずは補水!

時間やお金をかけて、美容液や保湿クリームなどスキンケアをしていても、肝心の肌が水分で満ちていなければ、肌の奥底まできちんと効果を届けることができません。例えば、観葉植物が乾燥しているからといって、いきなり栄養剤を差すのではなく、まずは渇きを潤すための「水」を与えます。肌も同じようにまず「水」を与えてあげることが重要なのです。クリームなどで肌の水が外に出ないようにする「保水」ケアよりも、本当に必要なのは水を補うこと、つまり「補水」です。

そこでおすすめしたいのが、「プレ化粧水」。「導入液」や「ブースター」とも呼ばれ、お手入れの一番最初に使うことでその後の化粧水や美容液の働きをサポートし、より効果を引き出してくれるスキンケアアイテムです。
認知度は低めで8割近くの女性使用経験がないアイテムですが、年齢を重ねるごとに低下していく水分量を補っていくためにぜひ導入したいアイテムです。一気に乾燥が進むお風呂あがりや、朝の洗顔後にしっかり肌になじませていきましょう。

まずは基本に戻って、肌にしっかり水を与えつつ、そのあとに栄養素をしっかり補ってみてください。

スキンケアは心理的にも効果アリ⁈

スキンケアをする理由出典:www.naris.co.jp

株式会社ナリス化粧品のアンケートによると、スキンケアをする理由として、「きれいになりたいから」「若くいたいから」といった肌の外観に関わる直接的な理由が上位を占めましたが、その一方で「リラックスするから」「気分転換になるから」「癒されるから」といった間接的で心理面に働きかける効果を求めている女性が多いことがわかります。
「きれいになりたいから」といった直接的な理由をあげたのは、若年層ほど高く、高齢層ほど低くなる傾向がありますが、「リラックスする」「気分転換になる」という心理的に働きかける理由は、年齢による差はあまりありませんでした。
また、昨年4月以降スキンケア時間が増えたと回答した女性ほど、「リラックスするから」「気分転換になるから」、また「癒されるから」「楽しいから」という回答が多く、スキンケアを行うことそのものが、心理面によい効果を与えていることが想像できます。

年齢や自分の肌質に合ったよい化粧品選び、スキンケアを行うことはとても大切なことです。まずはこの冬、マスクによるトラブルも気にしつつ、年々低下していく肌の水分量を補っていくために、正しい保湿(補水)の知識をつけていきましょう。自分の肌の現状をしっかり把握しつつ、行ったスキンケア、使用した化粧品が合っているか、その都度確認しながら、調整していってみてください。試行錯誤を重ねて、向き合ってきた経験が、自分のスキンケアへの自信となるはずです。自分に合ったスキンケアを行っていくこと、その結果、肌のコンディションが向上することで、メンタルにもきっといい影響をあたえるのではないでしょうか。

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