水仕事に強く、使いやすい「防水絆創膏」はどれ?今回比較したのは、こちらの5種類!
今回比較した防水タイプの絆創膏は、
- ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社「バンドエイド®ウォーターブロック™」
- ダイソー「薄型ハイドロコロイド絆創膏」
- ニチバン株式会社「ケアリーヴ™治す力™ 防水タイプ」
- ニチバン株式会社「あかぎれ保護バン™関節用」
- ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社「バンドエイド®キズパワーパッド™ 水仕事用」
の5種類です。
すべて、防水加工がされているもの、指先に貼りやすいサイズでそろえました。
比較する項目は、
- 使いやすさ(はがれにくさ、フィット感、防水力)
- 見た目
- 1枚あたりの価格
の3つ。
動きの多い利き手の人差し指の第二関節に貼り、食器洗い3回と洗髪1回、プラス数回の手洗いをした状態で比較しました。
番外編として、matsukiyoの「ぬりバン(液体絆創膏)」も加え、各商品の特徴とともに使用感をご紹介していきます。
防水絆創膏の定番「バンドエイド®ウォーターブロック™」
ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社「バンドエイド®ウォーターブロック™」
価格:346円(税込)※参考価格
枚数:20枚入り
サイズ:22㎜×70㎜(パッド部は、13㎜×23㎜)
水・バイ菌を通さず、空気・蒸気は通す「通気・防水テープ」、やわらかいパッドが傷口をしっかり保護する「傷口につきにくい特殊加工パッド」、再度からの水・バイ菌の侵入を防ぐ「ヒートシール加工」の防水絆創膏。いわゆる一般的な救急絆創膏です。
- 使いやすさ
傷口の保護と防水はできますが、指の関節に貼ると上部が少し浮いて隙間ができてしまうので、フィット感は△。水仕事の回数が多い、頻繁に動かす部分に貼った場合は、1日もたずにするりと抜けてしまうことも......。今回比較した商品の中では、貼り替え頻度は高めでした。
突発的なケガによる傷口の保護目的としてはよいですが、日々の水仕事で慢性化したあかぎれやひび割れのケアを毎日したい方には、少々物足りなさを感じるかもしれません。
- 見た目
一般的な絆創膏よりも濃いめの色です。厚みもあり、存在感があります。
- 1枚あたりの価格
1枚あたり約17円(※参考価格)。
今回比較した商品の中では、1枚当たりの価格が1番安いです。
ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社「バンドエイド®ウォーターブロック™」
薄くて目立たない!お試しに便利な、ダイソー「薄型ハイドロコロイド絆創膏」
ダイソー「薄型ハイドロコロイド絆創膏」レギュラーサイズ
価格:110円(税込)
枚数:5枚入り
サイズ:19㎜×70㎜
体液を吸収し、水やバイ菌から傷口を密着保護する半透明の絆創膏。全面防水です。全面吸収パッドになっているため、傷口保護用のパッドはなくフラット。
ハイドロコロイド素材(※)です。
※ハイドロコロイド素材とは、水となじみにくい化合物である疎水性ポリマーの中に、水と結合しやすい性質をもつ親水性物質の粒子が分散している状態のことを指します。傷口の体液を吸収すると白くふくらみ、傷を治しやすい環境を保ちます。
- 使いやすさ
薄くて伸びる質感なので、シワにならないように、絆創膏どうしがくっ付かないように注意しながら貼る必要があります。使用前に手で温めてから貼ると、皮膚へのなじみがよくなります。
関節を曲げ伸ばししても、ゆるみにくいフィット感があること、水に濡れてもずれにくいところが高ポイント! 傷口を覆う部分がないため、ひどいあかぎれなど大きな傷口の場合は、はがすときに痛みを感じるかもしれません。
- 見た目
今回比較した中では1番薄く、透明タイプなので絆創膏自体の目立たなさはナンバーワン。傷口を隠さなくてよい場合に便利な絆創膏です。
- 1枚あたりの価格
1枚あたり22円。
1箱5枚入りで少ないため、お試ししたい方におすすめです。
※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。