40歳以上で急増中!老後を見据えて考えるべき「介護脱毛」のメリットとは?

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 40歳以上で急増中!老後を見据えて考えるべき「介護脱毛」のメリットとは?
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老後でなくても感じる快適さ

――いずれ、介護を受ける立場になることを考えると、脱毛はしておいたほうがメリットが大きいということですね。介護以外の部分でのメリットもあるのでしょうか。

介護脱毛に限らず、VIOゾーンは汗や生理時の出血などで非常に蒸れやすくデリケートな部位です。常に下着も身につけているため、他の部位に比べ非常に雑菌が繁殖しやすくなっている部位でもあります。

雑菌の温床となるムダ毛の処理を行うことで、デリケートなVIOゾーンを清潔に保ちやすくなります。繁殖した雑菌から気になるニオイが発生するので、ムダ毛の処理を行うことで雑菌の温床をなくし、通気性も高まることでVIOゾーンのニオイを軽減することが期待できます。

最近は、中高年の方も美意識が高く、ご自身の健康にも気を使い、ご自分の時間を楽しんでおられる方もとても多いです。おしゃれな下着を身に着けたり、プールに行くときにも自己処理をしているという方も多く、だんだん目が悪くて見えにくくなってきた、処理した後も毛穴が目立ちあまりきれいではない等の悩みも多く、脱毛後は驚くほど快適になると思います。

――アンダーヘアの脱毛をする場合、全く残さないハイジニーナ(無毛)や、デザイン的に残す場合があると思うのですが、どちらが良いというのはありますか?

無毛とデザイン脱毛についての好みは人それぞれです。新宿院で脱毛をされる方でいうと、無毛とデザインの割合は半々くらいだと感じます。ただ、これは地域によっても変わってくると思うので、割合は地域によっても変化すると思います。

VIOケア

年齢が高い方は、温泉などの公共施設利用の際に人目が気になることや、白髪だけが残り目立つことなどを気にされ、デザインを選択される方が多いようです。VIO脱毛に関しては、「無毛」はもちろん、「逆三角形」や「I型」など、さまざまなデザインのご希望にも対応が可能です。

始める時期や注意点は?

――年齢を重ねると、自然に毛量が薄くなったり、毛自体が細くなったりという変化はあるのでしょうか。

一般的には、加齢に伴う女性ホルモンの減少や、毛を生み出す毛母細胞への栄養不足から、毛が細くなり薄くなるという傾向はありますが、毛の量や毛の密度、濃さなどには個人差があるため、加齢に伴い全ての人のアンダーヘアが薄くなる、ということはありません。

毛量が減っても、完全にツルツルになるという方はかなりレアなケースだと思いますので、脱毛の目的が介護脱毛であれば、脱毛したいと思われた時に通い始めてもよいのではないでしょうか。

――お話を聞いていると、VIO脱毛をするというのはメリットが大きいという印象です。40代を過ぎて、VIO脱毛を考えたときに注意すべき点があれば教えてください。

更年期以降の女性は、女性ホルモンの低下や免疫力の低下に伴い、皮膚の乾燥やかぶれなどが起きやすくなります。日頃から免疫力を高める生活や、デリケートゾーンの清潔を保つこと、皮膚の保湿などを心がけるとよいと思います。

症状が強い場合は、産婦人科などに相談され、あらかじめデリケートゾーンの状態を健康に保つことで、安心して脱毛できます。

メリットが大きいVIOケア

デリケートゾーンを清潔に保つためにもVIOケアにはメリットが多いということがわかりましたね。若い頃に脱毛を経験しなかったという方の中には、「もう、このままでいいかな」と考えている方も多いと思いますが、40代になった今、老後のことや日常生活でのメリットを考えて検討するのもいいかもしれません。

お話を伺ったのは……リゼクリニック新宿院 院長大地まさ代医師

大地医師

近畿大学医学部卒業後、近畿大学病院呼吸器・アレルギー内科勤務を経て2015年よりリゼクリニック新宿院 院長に。美しくありたいと願う女性のお手伝いがしたいと思い、日々勉強しながら美容医療に取り組む。

※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。

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