いつまでも太ももが細くならない原因
太ももが太くなっていく原因は、単なる運動不足や食べ過ぎだけではありません。
一番の原因は、太ももの筋肉がガチガチに固まっていること。
硬くなった筋肉は、股関節・膝・足首などの関節の動きも悪くします。そして、日常生活でも筋肉がうまく使われない状態になり、それが続くことで老廃物や脂肪が溜まった「太い」「ゴツい」という印象の脚になっていきます。
いまは太さが気にならない脚の状態でも、O脚(またはX脚)・骨盤が前傾している・ヒップラインの歪みが気になる……という方は、太ももの筋肉が硬くなっている可能性があります。
無理に激しい運動やキツい筋トレに挑戦するよりも、まずは効果的なストレッチで太もも筋肉がもつ本来の形まで綺麗に伸ばしてあげることが重要。
ストレッチは筋肉の柔軟性をあげるだけでなく、体のラインをほっそり見せる「外見」にも関わってきます。ストレッチをおこなえば、これまでと同じ生活をしているだけで太ももの筋肉を最大限に活用することができ、人によってはストレッチだけでもサイズダウンを感じることができる人もいます。
太ももの筋肉を効率よく使うには?
太ももを細くしたいなら、まずはストレッチで腿の筋肉をしっかり伸ばしてあげることが大切です。闇雲にランニングや筋トレをおこなっても、結果は出にくいので注意しましょう。
ストレッチをかけることで、関節や筋肉の余計な緊張・コリがほぐれます。できれば、家事や仕事で太ももを動かす前、一日のスタート時に今回のストレッチを取り入れてあげると効果的です。
もちろん、夜寝る前に「脚がだるい」と感じる時も筋肉が凝り固まっている可能性が高いため、ストレッチをすることをおすすめします。そうすることで、太る原因(筋肉の硬さ)を翌朝まで残さないことにもつながりますよ!
ほっそり太ももを叶えるストレッチ
大きな効果を得られるのに、座ったままできてしまう簡単ストレッチをご紹介します!
しっかりと凝り固まった筋肉が縦方向に伸ばされるため、人によってはストレッチ直後に太もものスッキリ感やサイズダウンを感じられる人もいます。
動きの詳細
- 片足ずつおこなう。足の甲を床につけて膝立ちした状態で、顔・骨盤ともに正面を向く。後ろの足先がつらい場合は、つま先を立てて足をついてもOK。
- 片足を大きく一歩前に踏み出して、膝が90度になるくらいの幅に調整する。
- 伸ばしている方の足首(または足の甲)を掴む
- 上体を前へ傾ける。背中が反らないように注意して、10~15秒ほどキープ。リラックスした呼吸を意識する。
ポイント
早い方は、2~3日で脚が軽くなった感覚を得られたり、股関節周りや膝関節の動かしやすさを実感できるでしょう。しかし効果を長く定着させるには、早くて1ヶ月程度かかります。
本気で太ももを「細くしたい」と考えている方は、一日一回でもいいので毎日続けてみてください。
まとめ
ジムに通っている・普段から筋トレを取り入れているという方、またはこれから取り入れようと思っている方。今回のストレッチは、トレーニングの一番初めに準備運動として取り入れるのがおすすめです。
何もせずトレーニングを始めるより、明らかに太ももへの結果の出方が変わってきますよ!
激しい運動をしなくても太ももは細くできます。ぜひ、今回ご紹介したストレッチから取り入れてみてください。