脂質をとらないと逆に太る
脂質をとると太るというイメージがあると思いますが、それは間違い。というのも、脂質がないとホルモンや消化酵素が充分に作れなくなるので、内臓脂肪が増えたり、いろいろ体の不調が出やすくなるんです。体内では、糖質、脂質、たんぱく質の順番で消費されていくので、脂質が足りないと糖質がたまってしまい、逆に太りやすい体に……。
いい脂質と悪い脂質の見極めが大事
脂質といってもいろいろな種類があるので、選び方は要注意。上の表の左側は、進んでとりたい脂質、右側はなるべく控えたい脂質になります。進んでとりたい、飽和脂肪酸、一価不飽和脂肪酸、多価不飽和脂肪酸などを、毎日の食事でバランスよくとるようにしましょう。
ナッツやアボカドは食べ過ぎに注意!
ヘルシー志向で美容感度の高い人は、ナッツやアボカドを進んで食べている人が多いかもしれません。いい脂質だから問題ないのでは? と思うかもしれませんが、どちらもカロリーがめちゃくちゃ高い! アボカドは1個(140g)で260kalくらいあるし、ナッツは100gあたり600kcal近くもあるんです。食べる量を注意しないと、太ってしまう可能性が大。とくにナッツは、ストレスがたまっているときほど食べ過ぎてしまう傾向があるので、ストレスをためないことも大切です。
まとめ
ダイエットにはいい脂質が必要といっても、アボカドやナッツだけを食べるのはカロリーオーバーになりがちで、バランスがよくありません。いい脂質が含まれる食品を、まんべんなく適量ずつとることを意識しましょう。