台湾カステラってどんなもの?
「カステラ」と言えば、日本では、長崎県のカステラが有名ですよね。あの甘くて、しっとりして、メーカーによっては、底にザラメが付いているものを想像する人もいると思います。
「台湾カステラ」は、台湾の名物で「シエンカオダンガオ」と呼ばれていて、「焼きたてのケーキ」という意味です。
日本のカステラとはかなり違う味わいで、弾力があってプルプルで、口の中に入れるとシュワシュワして、とってもおいしいです。
ちなみに、日本でブレイクする前に、韓国でブレイクしていました。
身近な材料だけで作れます!
【用意するもの】
・スクエア型18cm
・オーブンシート
【材料】
・卵白……6個
・グラニュー糖……70g
・薄力粉……95g
・牛乳……65g
・生クリーム(47%)……30g
・無塩バター……90g
・卵黄……6個
・ハチミツ……25g
・バニラオイル……10振り
【トッピング】(お好みでどうぞ)
・ホイップクリーム……100g
・グラニュー糖……10g
・バニラオイル……5振り
・シュガーパウダー……適量
まずは、型を準備
今回は、底抜けタイプのスクエア型を使用しています。
型に合わせてオーブンシートをカットします。まず、線を引きます。線を引く時は、オーブンシートを伸ばしてマスキングテープで固定すると、作業がしやすくなります。
オーブンシートの真ん中あたりに、スクエア型の底を置いて、それに沿って線を引きます。
定規を使って、シートの端まで線を伸ばします。
マスキングテープを剥がしてから、伸ばした線のうち、上下に引いた線の部分をカットします。このようになります。
インクがうつる可能性があるので、シートを裏返して線を書いた面を下にしてから、線の部分に折り目をつけます。
折り目をつけたら、スクエア型にはめます。焼いたら生地が膨らむので、オーブンシートはスクエア型よりも2〜3センチ高くなるようにします。
トロッと滑らか生地を作ります
STEP1:常温に戻した卵を卵白と卵黄に分ける
卵は、冷えていると火の入り方に影響が出るので、常温に戻しておきます。卵白と卵黄に分けます。
STEP2:メレンゲを泡立てる!ボウルを逆さまにしても落ちてこないくらいにしっかりと!
卵白にグラニュー糖を加え、ハンドミキサーなどで泡だてます。メレンゲをミキサーで持ち上げた時にツノが立って、ボウルをひっくり返しても落ちてこなくなればOKです。
STEP3:薄力粉はふるっておく
ダマがあったら、うまく焼けないので、薄力粉をふるっておきます。
STEP4:バターミルクを作り、薄力粉に加え、卵黄なども加える
鍋に牛乳、生クリーム、無塩バターを入れ、火にかけてバターを溶かし、バターミルクを作ります。
バターミルクを薄力粉を入れたボウルに一気に流し入れ、ホイッパーで素早くかき混ぜます。
次に卵黄を加え、ダマがなくなって滑らかになるまで混ぜます。さらに、ハチミツ、バニラオイルも加え、よく混ぜます。
混ざったところです。
STEP5:メレンゲに加えて混ぜたら、生地のできあがり!
STEP4で作ったものを、メレンゲに3回に分けて入れ、その都度、ヘラで混ぜます。
全体がしっかり混ざれば、生地のできあがりです。
オーブンで焼いてトッピングすれば完成!
生地をスクエア型に流し込みます。
湯せん焼きにしていきますが、底抜けタイプの型を使っているので、中に水が入らないよう、型をアルミホイルで覆います。アルミホイルを2重にして覆います。
アルミホイルを2重に巻いたところです。
大きめのバットに、50度の湯を、スクエア型の底から1〜2cmくらいの高さになるよう入れます。水がはねないように、型をゆっくり入れます。
160度くらいに予熱したオーブンに入れて、40分〜50分焼きます。竹串を刺してみて、生の生地がくっついてこなければ焼き上がりです。
焼きたてはプルプルでフカフカ、ほかほか!
オーブンから出して、型から外します
オーブンから出したら、温かいうちに型、オーブンシートを外します。
切っていきます。
きめ細やかな生地に仕上がっています。
あとは、好みでトッピングすれば完璧!
ホイップクリームとシュガーパウダーなどをトッピングするのもオススメです!
食べてみると…
プルプル具合がたまりません。
まずは、そのまま。おいしいです!
まるで雲を食べている感覚です!大人から子どもまで、大好きなはず。
おすすめは生クリームと一緒に。チョコレートやイチゴなどをトッピングしても合いますよ。
ぜひお好みでトッピングを考えてみてください!
教えてくれたのは:岩野上幸生さん
YouTubeチャンネル登録者数23万人/料理人歴18年目/飲食店経営者
YouTubeにてプロのワザを紹介中!