作り方
ポイント4:ゴボウをごま油で炒めると、香りが格段にアップ!
鍋にごま油を引き、ゴボウを炒めて香りを出します。これで、香りのよい豚汁に仕上がります。
次に里芋を加え、軽く炒めます。里芋の表面が油と焼き目でコーティングされ、煮崩れしにくくなります。
残りのすべての野菜を加え、軽く炒めます。野菜が油を吸い、油が足りないようなら途中で追加してもOKです。
野菜を炒めている間に、だしが落ちました。黄金色をしていて、とてもいい香りです。
だしをすべて鍋に注ぎ、火にかけます。あくが出てきたら、軽くあくを取ります。
ポイント5:豚バラ肉は軽く湯通しすれば、あくや余分な脂が抜けておいしさアップ!
別の鍋に水を入れて火にかけ、料理酒を2回しくらい加えます。沸騰したら、豚バラ肉をほぐして入れて、軽く湯通しし、ざるに上げておきます。これにより、あくや臭み、余分な脂を除くことができます。
ポイント6:味噌は2回に分けて加え、風味を最大限に!
野菜を煮ている鍋に、米味噌、赤味噌をそれぞれ半量ずつ濾し器で溶き入れ、具材に味噌を染み込ませます。
次に豚バラ肉を加えます。
野菜に7割くらい火が通ったら、残りの味噌をすべて濾し器で溶き入れます。このタイミングで残りの味噌を入れることにより、味噌の香りを最大限に生かせます。
ポイント7:昆布は最後に投入! 昆布の風味が引き出されて最高においしい豚汁に!
時々あくを取りながら煮て、具材に火が通ったら、火を止めて昆布を加え、30分ほどおきます。最後に昆布を入れることで、昆布の風味が最大限に生かされます。
30分経って、昆布を取り出したら完成です。
風味がよく、旨味抜群の最高の豚汁が完成!
この方法で作る豚汁はカツオと昆布の風味がしっくりきます。
豚を湯通ししているので、余分なアクや脂が落ちているためしつこくなく、それでいて豚肉の旨味がしっかりあって、とてもいいバランス!
好みで柚子七味をかけると、柚子の風味と唐辛子の辛味が加わって、最高ですよ。
教えてくれたのは:岩野上幸生さん
YouTubeチャンネル登録者数23万人/料理人歴18年目/飲食店経営者
YouTubeにてプロのワザを紹介中!