苔テラリウムって何? 苔の育て方は超簡単!
苔テラリウムは、近頃はやり出した新しい観葉植物です。自分でレイアウトを決めて瓶のなかで育てたり、すでにレイアウトされている苔テラリウムを購入するのもいいでしょう。
苔テラリウムのいいところは、日光がさほど必要ないところ。密封されている容器で育てていれば、水分の蒸発が遅いために「週一回の水やり」でも十分育てることができるのです。追加の肥料なども必要なく、ゆっくりと伸びるので年に一回くらいのカットしか必要としません。
「苔って、地味じゃないの?」と思うことなかれ。レイアウトを自分好みにすれば、そこには立派な自分の世界を創造することができるのです。
苔テラリウムの作り方
まず苔テラリウムを作るうえでの主役の苔は、メルカリや近所のアクアリウム用品店で購入することができます。アクアリウム用品店だと、流木や石などを購入することができるのでおすすめです。蓋つきのガラス瓶は、スリーコインズや、100円ショップで購入するといいですね。苔テラリウム用のソイルはホームセンターや、ネットで見つけることができますよ。
【苔テラリウムの材料】
・蓋つきのガラス瓶……1個
・苔……お好きな種類でどうぞ
・苔テラリウム用のソイル……1袋
・好みのレイアウト素材(石や流木など)……お好みで
【準備する道具】
長いピンセット/霧吹き(スプレーボトル可)/ティッシュ/柄の長いスポイト
【苔テラリウムの作り方】
1.蓋つきのガラス瓶に、苔テラリウム用のソイルをいれます。傾斜をつけるなどの工夫をすると、動きが出るのでおすすめです。ソイルの形状が決まったら、霧吹きで水を染み込ませてソイルを固定します。
2.続いて石などのレイアウト素材を配置していきます。「どこにどんな苔を配置しようか」と悩むのが楽しいです。よく考えて配置したら、次に苔を植えていきます。植えたい分の苔をピンセットでギュッと掴み、ソイルにブスッと刺す勢いで植えていきましょう。
3.自分が納得いくレイアウトになったら、そこで終了です。ボトルの内側についてしまったソイルを霧吹きの水流を利用して流します。最後にボトルを20度ほど傾けて出てきた余分な水分をスポイトで吸い取ったら、ガラス瓶の内側をコットンやティッシュなどで綺麗に拭き取ります。最後にボトルに蓋をして完成です!
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ボトルを20度ほど斜めにした程度で、ソイルが崩れてしまう場合は「水分不足」です。さらに霧吹きで水を足しましょう。
お手入れも超簡単な苔テラリウムを楽しんで
完成した苔テラリウムはリボンをつけても可愛いですし、オリジナルのタグをつけても愛着がわきます。それほど日光を必要としませんから、洗面所や玄関にと飾ってもおしゃれです。蓋を閉めておけば、水蒸気がまたソイルに滴るので1週間に一度くらいの霧吹きでも十分。自分だけの小さな自然の世界を楽しんでくださいね。