防虫性の高い網戸への交換も有効
対策を万全にしていても、網戸の網目を通ってしまうような小さな虫に困っている人は、さらに網目が細かい網戸への交換がいいかもしれません。
防虫性がアップしたYKK AP株式会社のクリアネットは網目を従来の18メッシュから24メッシュへより細かくし、開口0.9mm角を実現。小さい虫の侵入を防ぎます。また、糸を細くすることで、眺望性と通気性も向上しています。
メンテナンスが命!網戸掃除の豆知識
窓も掃除する場合は、網戸から先に!
窓を先に掃除をしていると、あとから網戸についたホコリや汚れが落ちて窓に付着する可能性があるので、窓掃除の前に網戸を掃除するのがおすすめです。
網戸汚れは2種類ある
網戸についた汚れにはホコリなどの「はらって取る汚れ」と排ガスなどによる「ふき取る汚れ」の2種類あり、どちらかだけをやってもキレイになりません。
まずはホコリをはらう
濡れた雑巾などでいきなり網戸を拭くと、網目についたホコリがダマになることによって目詰まりを起こしてしまうかもしれません。まずは、ハンディモップやブラシなどでホコリをはらってからふき掃除をしましょう。ブラシは毛足の固いものだと、ネットにひっかかりネットの網目がズレてしまう可能性があります。毛足の柔らかいブラシにしましょう。
やさしく拭く
汚れを落としたい! と思っていると、ついつい力が入りがちですが、強い力がかかると網戸のネットがたるむ原因になります。なでるように拭けば、汚れは落ちます。力を入れすぎないようにしましょう。
最後は乾拭き!
せっかく掃除した網戸。濡れたまま放置するとホコリが付着してしまいます。
また、濡れたまま放置すると雑菌も繁殖しやすいので、水分を十分にふき取り、乾燥させるようにしましょう。
雨のあとはササっと拭く
雨が降った後は網戸に水滴が付きます。そのまま放っておくとその水滴にホコリが付着し、換気の際、換気効率が悪くなり、入ってくる空気も汚れてしまいます。雨が降った後はこまめなお掃除を心がけましょう!
網戸掃除は曇りの日に
車のボンネットと同じように日差しが強いと網戸のフレームがアツアツになって、掃除がしにくい場合があります。晴れている日は乾きやすいので、掃除に適してるような気がしますが、掃除後、水滴をすぐにふき取らないと跡が残る場合があるので、日差しの少ない曇りの日がじつは最適です。
空気を入れ替えるために、こまめな換気が大切です。とくにこれからの季節は暑さも加わり、より窓をあける機会が増えるのではないでしょうか。普段あまり意識せずに利用している網戸ですが、窓の開け方や網戸との配置によって、虫の侵入を防げるとは驚きでした。今回ご紹介した正しい網戸の使い方、そして掃除の仕方を参考に快適に過ごしましょう。