プランクをやっても効果が出ない原因
うつ伏せの状態で肘とつま先を床につき、お腹の力を使って体を一直線にキープするプランク。「腹筋のトレーニングになる」と話題になったこともあり、実際にやってみたことがあるという方もいるかもしれません。
きちんとポーズをキープできれば、体幹(インナーマッスル)が鍛えられ、基礎代謝も向上し、全身痩せの効果まで得られるポテンシャルを持つプランクポーズ。
しかし、テレビや周りの人が騒いでいるほど効果を感じなかった…という声もよく耳にします。考えられる失敗原因は、以下の3つ。
呼吸が止まっている(もしくは浅い)
頑張ってポーズをキープしようとするあまり、ポーズ中の呼吸が止まってしまっている人も少なくありません。また同じく、ツラくなってくると肩で息をするような浅い呼吸になってしまう人も…。そうなると、せっかく頑張ってもプランクポーズの効果は半減してしまいます。
そもそもポーズが正しくできていない
女性に多い失敗原因は、腰が反っている・胸部が下がっている・お尻が上がっている。この辺りではないでしょうか。プランクポーズはシンプルなトレーニングだからこそ、ちょっとしたフォームの崩れが効果を下げることになりかねません。
腹筋ではない部位が力んでいる
胸部が下がりすぎたり、腰が反ってしまうと、肩周辺に余計な力が入ってしまいます。さらにポーズをキープしようと頑張るがゆえに、上半身がこわばって「腕と肩がつらい」「肘が痛い…」といった状態に。
このように、もともと体幹バランスが悪い人や運動経験がない人は、プランクトレーニングを行っても腹筋が正しく使えていない場合が多いです。