梅雨はむくみやすい?
カラダも気持ちもだる重くなりがちな梅雨の時期は、雨が多いことで湿度が上がります。
湿度が高いと汗をかきにくくなり、水分代謝が上手くいかず、体内に余分な老廃物や水分が溜まり、むくみやすくなります。
また、雨が続くことで家にこもりがちになり、運動不足になることも原因の1つ。
運動不足により筋肉が減少してしまうと、筋肉の収縮で血液を心臓に押し戻す筋ポンプ運動が上手く働かず、血流やリンパの流れが滞り、老廃物や余分な水分が溜まり、むくみやすくなります。
さらに、40代以降はエストロゲンの減少により女性ホルモンのバランスが乱れ、血管の収縮や拡張をコントロールしている自立神経が乱れ、血流やリンパの流れが悪くなることも考えられるため、早めのセルフケアが大切です。
むくみ対策法は?
むくみ対策として取り入れたいセルフケアは大きく分けて3つ。
1適度な運動
カラダを動かし、全身の巡りを良くして不要な老廃物を汗や尿として体内から排出。
運動を継続することで、筋肉量が増えより代謝がアップしやすくなり、むくみにくくなります。
2お風呂や足湯
湯船にゆっくり浸かる又は足湯をすることで、副交感神経=リラックスの神経が優位になり、全身の代謝がアップします。
3フットマッサージ
「第二の心臓」と言われる足裏やふくらはぎをほぐすことで、筋ポンプ運動を助け、血流やリンパの流れを促進し、不要な老廃物を排出してむくみを解消する効果が期待できます。
今回は、おうち時間に短時間でできるヨガポーズを3つご紹介します。
むくみにオススメ!ヨガポーズ3選
合せきポーズ
股関節まわりのストレッチ
- 足裏を合わせて座り、手指で親指を握ります。
- 息を吸いながら背中を伸ばし、吐きながら前屈します。
- 3〜5呼吸程(30秒〜1分)キープします。
- 息を吸いながらゆっくり戻ります。
- パタパタと膝を上下に動かし、更に股関節まわりの血流アップ!
さぎのポーズ
太もも裏・ふくらはぎストレッチ
- 割り座で座り、片足の足裏を掴みます。
- 息を吸いながら背中を伸ばし、吐きながら足をアップします。
- 3〜5秒程(30秒〜1分)キープします。
- ゆっくり足を下ろして反対も同様に行います。
三日月のポーズ
後ろ脚付け根・肩まわりストレッチ
- 膝立ちになります。
- 片足を前に出して、踵の上に膝がくるように踏み込みます。(つま先より膝が前にでないように、つま先と膝は同じ向きにしておく)
- 後ろ脚は付け根が伸びる位置にセットします。
- 息を吸いながら両手をアップし、吐きながら上体を反らし胸を開きます。
- 3〜5呼吸(30秒〜1分)キープします。
- ゆっくりマットに手をおろし、足を入れ替え反対も同様に行います。
【ポイント】
- ゆったりとした呼吸に合わせて行います。
- 伸びている部位を意識して行います。
【注意事項】
- 体調不良時は控えます。
- 飲酒後・食後すぐは控えます。
- 違和感がでた場合はおやすみします。
【期待できる効果】
- むくみ・冷え解消
- 代謝アップ
- 姿勢改善
- 自律神経を整える
- ホルモンバランスを整える
- デトックス
憂鬱な季節を快適に!
いかがでしたか?その日の体調や気分に合わせて、1ポーズでも習慣化してみてください。
おうちにこもりがちな季節だからこそ、意識してカラダを動かしリフレッシュすることが大切です。
辛くなりすぎる前のちょこっとケアで、憂鬱な季節を快適に過ごしたいですね!