正解は(B)(C)(A)の順でした。
(B)の場所は丁度手が届きやすく、目線の高さなので中身も無駄なく確認ができ、一番使い勝手の良い高さです。
二番目の(C)の場所はかがむ動作が増え、三番目の(A)の場所は中身が見えにくいだけでなく取り出す際には踏み台などが必要な場合もありますよね。
この「取り出しやすい順番」を意識して、物を収納することで、今よりぐっと使いやすい収納にすることができますよ。
動作が減るからストレス軽減
一番使い勝手の良い場所には「一番よく使うもの」を収納するのがおすすめです。
たとえば我が家の例でいくと、真ん中の(B)には「一番良く使う書類」、「掃除道具」、「メイク道具」、「家計管理グッズ」、「PC」などを収納しています。どのアイテムも私にとって毎日使うような、使用頻度の高いアイテムです。目線の高さの取り出しやすい場所なのですぐに手に取ることができます。
少ない動作で取りだせるのでストレスも軽減されますし、片付けやすい場所でもあるので、部屋を綺麗に保つことにもひと役買ってくれますよ。
二番目に取り出しやすい下段には、「ガムテープ」、「電池」、「カード類」、「ピータッチ」、「延長コード」、その他の細々とした文房具や小物系アイテム、プリンターなど重いアイテムを置いています。
一番使い勝手の良い場所よりは見下ろす・かがむ動作は増えますが、中身を一目で確認でき、手に取れるので不便なく使うことができます。
子どもの「お絵描きセット」も一番下の段なら、子ども自身で使いたいときにもすぐに取り出すことができます。
自分だけでなく家族の「取り出しやすい高さ」を意識するとより使い勝手がよくなります。
三番目の上段には、「子どもがいてたまにしか観れないブルーレイ」や「ジェルネイル類」、「薬・湿布」など一番使用頻度の低いものを収納しています。
中身も手に取ってからでないと確認できず、踏み台が必要な場合もあるので、使い勝手としては一番よくない場所になります。
ここに、日々よく使うアイテムを収納したとしたら、いくら綺麗にラべリングをしていても使いにくいですよね。
頻繁には聞かないけど取っておきたいCDや、子どもが大きくなったら再開したい趣味のアイテムなど、大切だけれどすぐには使わないアイテムを収納するなら上段にしておきましょう。
「取り出しやすい高さ」=「使用頻度の高い場所」と意識しながら順に収納していくと、ぐっと使いやすい収納に変身させることができますよ。
取り出しやすい順番は、片付けもしやすい順番なので、片付けやすくなり結果的に部屋も散らかりづらくなりますね。
ジャンル分けなど細かく整理をしてもすぐ散らかってしまう場合は、ぜひ「取り出しやすい高さ」を意識して、収納をしてみてくださいね。