意外と知らない豆知識。おにぎりの具「鮭」と「梅」ダイエット中に食べても良い“具材”の正解は?

料理・グルメ

www.photo-ac.com
 「鮭」と「梅」

2021.07.04

「最近なかなか痩せない」「ベルトの上からはみ出たお腹の肉をなんとかしたい」など、年を重ねるごとに感じる体質や体形の変化に悩んでいませんか? ダイエット中に気になることのひとつは、やはり食事面。「太らないためにはどちらのメニューを選ぶべき?」と日々選択の連続ではないでしょうか。 そこで、管理栄養士でスポーツ健康科学博士の新生暁子さんに「正しい食事の選び方」を学びます。 「カラダにいいのはどっち?」なのか、クイズ形式でお届けします。

広告

定番のおにぎりの具材対決!「鮭」VS「梅」太らないのはどっち?

鮭のおにぎりイメージ写真出典:www.photo-ac.com

梅のおにぎりイメージ写真出典:www.photo-ac.com

日本の国民食といえば、“おにぎり”。ワンハンドで手軽に食べられるので、朝ごはんやお弁当によく食べる方も多いと思います。
おにぎりの具の定番中の定番、「鮭」と「梅」。
あなたがダイエット中だった場合、どちらを選ぶのが正解でしょうか?

正解のヒント

正解のほうには、脂肪燃焼効果が期待できる成分が含まれています。
ダイエット中にうれしい効果ですね!

正解は……?

鮭のおにぎりイメージ写真出典:www.photo-ac.com

太らないための選択の正解は、「鮭のおにぎり」です!

注目の栄養素は、鮭に含まれるEPA。魚の油に豊富に含まれるEPAは、脂肪燃焼効果があると言われており、中性脂肪値を下げる働きも。
また、鮭は若返りの成分として有名なアスタキサンチンも含むので、抗酸化作用も期待できます。

太りにくいカラダ作りは、「置き換えルール」の習慣化

玄米おにぎりイメージ写真出典:www.photo-ac.com

最近のコンビニのおにぎりコーナーは、バリエーション豊富!
中身の種類の多さはもちろん、玄米・雑穀・もち麦・大麦などの健康志向のおにぎりが以前よりも増えています。

中でも玄米は、白米よりもかみごたえがあって腹もちがよく、ダイエット中に最適な主食のひとつ。食物繊維やビタミン、ミネラルが豊富に含まれており、腸内環境を整えてくれるうえに、アンチエイジングにも効果的です。
ダイエット中なら、主食には白い食品よりも色のついた食品を選ぶ習慣をつけるとよいでしょう。

コンビニでおにぎりを選ぶときには、中身は、高カロリーになりやすいツナマヨよりも鮭にする。さらに、おにぎりだけにするのではなく、サラダとお味噌汁をプラスして、栄養バランスを考えるなどの工夫が大切です。

同じようなメニューでも、食品を置き換えることで、カロリーや摂取できる栄養素は変わります。ちょっとした置き換えルールの習慣化と栄養バランスのとれた食事を選ぶことが、太りにくいカラダを作る第一歩になりますよ。

教えてくれたのは 新生暁子さん

新生暁子さん

管理栄養士、博士(スポーツ健康科学)、日本スポーツ協会 公認スポーツ栄養士。

マラソンの高橋尚子氏率いる「チームQ」に栄養・調理担当として加わり、日米合宿に帯同、食事全般をサポート。「チームQ」解散後はフリーとして活動。ラグビーやサッカーなどのアスリートへの栄養・食事のサポートや、スポーツ栄養の啓発に力を入れる傍ら、子どもや親御さんなど幅広い年代に、食と健康に関する情報を発信している。15年からは東京健康科学専門学校栄養士科の講師に着任。

参考文献:セブン&アイ出版 新生暁子『カラダにいいのはどっち?』

広告

著者

shukana

shukana

小学生、幼稚園児の男の子のママ。出産前まで紳士服業界に携わり、TES(繊維製品品質管理士)の資格を取得。 暮らしをより楽しく、よりラクに過ごすための方法を日々模索中です。

気になるタグをチェック!

saitaとは
広告