【マスク インナーカバー】がSNSで話題!
ダイソーでは【マスク インナーフレーム】、キャンドゥでは【マスク インナーカバー】という商品名で売られていますが、両方とも、マスクの内側に取り付けて、マスク内が汗で蒸れることや息苦しさ、喋りづらさを解消してくれるというこのアイテム。
この商品を初めてSNSで見たときは、その仰々しさに思わず笑ってしまいましたが、マスクに装着してしまえば外側からは何もわからないというところがさすがの設計です。
昨年夏に経験した、炎天下でのマスク着用の苦しさは誰もが鮮明に覚えているのではないでしょうか。
汗と蒸れで不織布マスクが口まわりにぺったりとくっついてきて、喋ると口にまとわりついてパコパコするし、息苦しさと不快感がMAX……。
そんな悪夢のようなストレスを解消してくれるのが、100均ショップから発売されているインナーカバー(インナーフレーム)。SNSでは「呼吸が楽!」「口とマスクの間に空間ができるから蒸れにくい」と話題となっているのです。
100均を3軒回ってようやくゲット!
このインナーカバーをSNSで初めて見かけたときは、「そんな大げさな(笑)」「レクター博士みたい?」と思ってしまったのですが、すこし気温が上がっただけでマスクの息苦しさや不快感を強く感じ、昨年の辛さが蘇ってしまい、「試せるものは何でも試したい!」とダイソーに駆け込んでしまいました。
ところが売り切れ! そして次に行ったキャンドゥでも売り切れ! 3軒目にしてようやく、キャンドゥで手に入れることができました。きっと多くの人が、夏のマスク着用に向けて特別な対策の必要性を感じているのだということは容易に想像がつきます。
【インナーカバー】を実際に使ってみた
キャンドゥの【マスク インナーカバー】は2個入り。材質はポリエチレンで、計ってみると重さは6gでした。
肌に触れる部分はとてもなめらかにカーブが作られているので、ストレスは感じません。
装着は、不織布マスクの内側のひだに【インナーカバー】のフックをひっかけます。マスクの形状によってはフックが掛からないこともあるようなのですが、その場合はそのままマスク内にセットしても、マスクから落下することはないとのこと。
普段使っている「小さめサイズ」のマスクにセットすると、横幅が足りなくてフックがかなり掛かりにくかったのですが、なんとかギリギリ引っ掛けることができました。
試しに引っ掛けずにセットだけしてみましたが、【インナーカバー】が落下することはありませんでした。
【装着中の正面。違和感ありません】
【横からみても違和感なし!】
使用してみた感想は、マスクの中に空間をしっかりと作ってくれるので蒸れが軽減されるし、蒸れや汗で口まわりにマスクがペタッとくっつくあの不快感が全くないのでかなり快適になった印象。
息苦しさについては、吐いた息が【インナーカバー】の穴がない部分に当たるので全く無くなるわけではないのですが、ないよりはかなりマシ。インナーカバーと肌が直接触れている部分はやはり、多少の暑さや湿気は感じてしまいます。
外からみると違和感なし!そしてマスク会食向き?
【インナーカバー】をして驚いたのは、こんなに存在感のある見た目であるにも関わらず、装着してしまうと外からは全くわからず違和感がないということです。マスクに美しい立体感が出るので、むしろ小顔効果すらあるのでは?という印象です。
使ってみて思ったのが、この【インナーカバー】は「マスク会食」向きなのでは?ということ。外出自粛を続けつつも、十分な感染予防対策をしながら友人とお茶や食事をする機会が出てきた中、「マスク会食」を経験した人も多いのではないでしょうか。
私も経験があるのですが、食べ物や飲み物が多少なりともマスクの内側に付くのが気になりますよね。ですがこの【インナーカバー】を装着すれば、マスクを着用して飲み食いしても、マスクが汚れることがないのでかなりストレスフリーです。万が一汚れても、除菌シートなどでサッと拭き取れるので安心。
夏のマスクの不快感を解消したくてわらをも掴む思いで試した【インナーカバー】ですが、思った以上に優秀で、人と話をする機会や飲食をする機会があるときには装着していきたいと思える使用感でした。マスク着用必須の今年の夏は、【インナーカバー】のようなアイテムの力をかりて、昨年よりも少しでも快適に過ごして乗り越えていきたいですね。