薬味としてのみょうがの簡単な使い方をご紹介いたします。
それは、「他の薬味野菜とミックスする」です。
みょうがといえば高い香りとシャキシャキ食感が特徴ですが、それが強すぎてちょっときつかったり苦手な人もちらほら。かくゆう僕も子どもの頃はかなり苦手な野菜でした。
ですが、ほかの薬味野菜とミックスすることで香りの角が取れ、さらに豊潤さが加わり食べやすくなります。みょうがはお互いのよい面を引き出しやすい薬味ですね。この食べ方で僕も山盛り食べれるようになり、使える料理の幅も広がりました。
夏に嬉しい成分も含んだみょうがをたっぷり食べるミックス薬味。今回はなじみのある食材3パターンで作っていきましょう。
みょうがの千切り
まずは、ベースとなるみょうがを千切りにしていきましょう。
【切り方】
みょうがを縦半分に切り、芯の部分を落とします。ひっくり返して千切りに。芯の部分も細かく切っていきます。
1. しそとみょうがのミックス薬味
夏の薬味の代名詞、清涼感あるしそとみょうがの相性はもちろんバッチリ。お互いの香りを包み込んで上品な薬味に変身します。
【作り方】
みょうが1本につきしそ2〜3枚を千切りにして混ぜます。
【使い方】
そうめんやうどん、冷麺や冷製パスタなどに添えます。
2. パクチーとみょうがのミックス薬味
クセのある香り野菜同士が混じり合うと、刺激的ながら調和のある味わいにおさまっていくから不思議です。
【作り方】
みょうがと同量くらいのパクチーを3cmくらいにちぎって混ぜます。
【使い方】
魚や肉、味付けの濃い南蛮漬けなどの料理にたっぷりとのせて。
3. 小ねぎとみょうがのミックス薬味
単品だけでは物足りない小ねぎも、みょうがとのミックスでグレードアップ。いつもの一品にたっぷりと使えます。
【作り方】
みょうがと同量程度の刻んだ小ネギを混ぜ合わせます。
【使い方】
冷奴や焼きなす、お蕎麦など、いつものおかずや一品に山盛りのせて。
たっぷり薬味で夏を乗り切る
作ったミックス薬味は、軽く湿らせたキッチンタオルで包み、小さなタッパーで1〜2日保存できます。さっと使える薬味が冷蔵庫に入っていると彩りも助かりますね。
他にもルッコラやクレソン、セロリなどと合わせても面白い味わいになります。
滋養の高い薬味野菜を思いっきり使って、夏の体調管理にも是非役立てましょう。