蚊の発生源となる場所はこんなところ。家の周りをチェックして!
――蚊はどこでどのように発生するのでしょうか?
蚊は、少量の水があれば蚊の幼虫であるボウフラが発生し、そこから成虫になり蚊となります。成虫となった蚊は、人間の体温や呼気、匂いを感知して寄ってくるので、完全には逃れることができないと考えておいたほうがいいでしょう。
――自宅で蚊に刺されないために効果的なことは何ですか?
まずは虫刺されの原因となる蚊を発生させないことが大切です。蚊の幼虫であるボウフラは、空き缶、ペットボトル、バケツ、側溝、古タイヤ、植木鉢の鉢受け等、少しの水があればそこで孵化してしまいます。家の周りの水たまりをなくし、まずはボウフラのすみかを無くすことを心がけてください。
蚊の侵入を完全に防ぐのは不可能。人間の洋服についていることも!
――蚊を外から持ち込まないためにはどうしたらいいですか?
よく窓に網戸をしたり、窓を閉めていたりするにもかかわらず蚊が入ってくるという話があります。どうやって蚊が家の中に侵入するかといえば、蚊は人間の洋服などについて室内に入ってくることもあります。当然エレベーターにのって上の階にくることもありますよ。そのため蚊の侵入を完全に防ぐというのは難しいかもしれませんが、玄関や網戸などに蚊を入れない対策をすることは大切です。