食費が高すぎると感じる時に今すぐ確認すべき4つのポイント
上記の4人家族の収入階級別(年間収入五分位階級,住居の所有関係別)の食費の平均から、学校給食を含む外食を引いてみましょう。
第1階級(年間収入410万円) 食費平均 57,450円
第2階級(年間収入548万円) 食費平均 65,204円
第3階級(年間収入670万円) 食費平均 68,835円
第4階級(年間収入811万円) 食費平均 75,143円
第5階級(年間収入1,219万円) 食費平均 89,666円
外食や学校給食を除いて、毎月やりくりする食費の平均額が収入と見合っていない場合、収入に対する食費の割合が高すぎる場合があります。
上記の食費の平均よりも、食費が大きく上回っている場合には、食費の節約を検討してもよいでしょう。
【確認すべき4つのポイント】
- 賞味期限が切れてしまい廃棄した食材がないか
- 食費の平均だけでなく、体重も平均を大きく上回っており、過食すぎる傾向がないか
- こだわりの食材などが多く、必要以上に食材の単価が高くなりすぎていないか
- 外食やデリバリーなどに頼りすぎていないか
などのポイントを確認してみましょう。
上記の4つのポイントを抑えるだけでも、平均的な食費前後までは食費を抑えることは十分可能です。
もちろん、仕事や家事で忙しく、食費の節約を実践するのが難しいという人は、無理をする必要はありません。「食費の節約をすることにストレスを感じる」という人は、食費の節約には向いていませんので、節約するなら食費以外の支出で考えましょう。
食費は安すぎるのも心配
一方で、心配なのは、食費の平均額を大きく下回っている世帯です。
一定程度までは、努力や工夫で食費を節約することは可能ですが、やりすぎてしまうと、栄養の偏りや極端な少食など、健康面での心配が出てきます。
上記の食費の平均額を大きく下回りすぎている場合も、「食費が安くできている」と安易に考えず、必要な食事量が確保できているか確認するとよいでしょう。
食費の節約は、無理をしすぎず、ほどほどの食費を確保できるように検討すると、ストレスにもなりすぎず継続しやすくなりますよ。