期限を決めて保管する
私はこれまで整理収納コンサルタントとして、たくさんのお宅のお片付けをお手伝いしてきましたが、「とりあえず」でとっておいたモノは、ほとんどの場合がその後「いらないモノ」として扱われていました。
結局、一度別れてしまったら元サヤには戻れないんですね……。切ない(笑)!!
では、どうするべきなのか……? 答えは簡単!
期限を決めて保管しましょう!
明らかに古くて汚いモノなどはすぐに処分する決心もつきますが、「まだ使える」と感じるモノはなんとなく捨てづらい気持ち……とてもよくわかります。
ですので、まだ使えそうなモノは「とりあえず」ではなく「この日まで」と期限を決めて保管するようにしましょう。
そうすれば先ほど書いたように新しく買ってきたモノが「なんか違う」と思ってしまっても安心ですよね。
新しいモノを使い始めて「大丈夫そうだな」と感じたら、古いモノは処分してくださいね。
「期限はお試し期間」だと割り切ってとっておくこと。これが重要です。
新しいモノが大丈夫そうなのにずっととっておいてしまっては、不要なモノが増えて家の中のスペースも使ってしまいますし、使われないままとっておくのはもったいないですね。
「新旧織り交ぜて使う」という方もいらっしゃると思いますが、私はあまりお勧めしません。
多くのモノをローテーションで使うよりも、少ないモノを集中して使うようにして「きちんと使い切る」ということが大切なんだと私は思っています。
残しておくのならば期限を決めること! これに限ります。
買う前に考えて欲しいこと
これまで新しいモノを買って古いモノおくときには期限を決めてね、ということをお話ししてきました。
しかし、できれば新しいモノを購入する前に
- 今のモノをやめて買い替える
- 今のモノに追加して買う
このどちらなのかをしっかりご自分で決めてから買うようにして欲しいのです。
「今のものをやめて買い替える」であれば期限付きでとっておくか手放すか決める。
「今のものに追加して買う」であればきちんと席を与えて保管する。
こうすれば魔の言葉「とりあえずとっておく」にはならないはずです!
これから新しくモノを迎える際には、こんなことも考えてみるようにしてみてくださいね。