ふせんに書いてペタペタするだけ!簡易版家事ノート
こちらは、ふせんに必要な情報を書き込んでつくる、簡易版家事ノートです。同じサイズ・色のふせんを多めに用意しておきましょう。ノートはなんでも構いません。正方形の大きめふせんを使う場合は、B5サイズやA4サイズのノートがおすすめ。
ふせんにはこんなことを書きます。
(1) 「モノ」「コト」「ヒト」「おつきあい」といった情報の種類
(2) 情報のタイトル (例:電球の型番、お掃除レシピ、家族のサイズリスト、慶弔ログ)
(3) 詳しい内容
出社しているときでも、手帳にふせんが挟んであれば、昼休みなどにさっとメモすることができます。それを家に帰ってノートに貼れば完成です。
ふせんなので、貼り替えてわかりやすく並べることもできますし、不要になったり失敗したりしても、ページを破ることなくふせんだけを捨てることが可能。
食器などについてくるシールも、捨てずに貼れば立派な家事ノートになります。ここではノートにそのまま貼っていますが、後から見やすくすることを考えると、先にふせんに貼ってからやったほうが便利でした。
私は最終的にルーズリーフとバインダーにまとめたいので、このノートは下書きとして考えたものなのですが、これ単体でも十分役立ってくれます。とてもかんたんなので、ぜひ作ってみてくださいね。
また、ふせんで作った家事ノートの写真を撮って、LINEのアルバムに入れておくのもおすすめです。これならば出先でも確認できますよ。
私の家事ノート
ここまでは手軽な方法を紹介してきました。書くことが好きな人や、見た目を綺麗にして家事のモチベーションを上げたいという方は、私が清書として作っている家事ノートもおすすめ。
私の清書用家事ノートでは、ルーズリーフとバインダーを使い、入れ替えられるようにしていきます。手書きやエクセルで自作シートを作ります。レイアウトを似たようなものにすることで、とても見やすくなるのです。
これがスケジュールです。1ヶ月分の家事スケジュールを見開きで管理します。一度、このテンプレートを作ってしまえば、実は1日5分もかからず記録ができます。
これが「ログ」の一部です。ずっと手書きでまとめていました。
これは自宅の間取り図に、各場所の電球をメモしたもの。
ログにはいろいろな種類があります。何度も同じことをくり返し書くのは好きではないことから思いつきました。一度作れば、ライフスタイルに変化がない限り使えるので、時間をかけて作りました。
ただルーズリーフとバインダーを使った家事ノートは時間がかかるので、子育てをはじめてからはむずかしくなってきました。上で紹介したLINEの機能やふせんを使った2つの方法は、実は手すきのときに下書きできるように……と考えた方法なのです。下書き用とはいっても、2つの方法だけでも十分に家事ノートの役目を果たしてくれますよ。
忙しい人はLINEやふせんを使ったかんたんな方法を参考にしてみてくださいね。
自分に合った方法で、わからないことを記録しよう
著書や取材を通して家事ノートについてお話ししていると、どうしても「ハードルが高い!」「暇じゃないとできない」と仰られる方が見受けられます。でも、私がお伝えしたいのは完璧なノートを作ることではありません。
自分に合った方法でいいから、わからないことを記録すること。それが、何度も調べ直したり、その都度探したりするむだ時間をなくしてくれます。ぜひご自分に合った方法で試してみてくださいね。