細かい家事に追われ、時間を取られていませんか?
私たちは日々さまざまな家事に追われ、些末なことに時間を取られています。あなたには、このようなことで困ったことはありませんか。
- 電球が切れてしまったときに、以前買ったものがわからなくて、箱も残っていない。電球本体を持って電球を買いにいった経験はありませんか?
- たまにしか掃除しないもののお手入れ方法を忘れてしまって、その都度、説明書を取り出してきて読むところから始めたことは?
- 一人で出かけたときにパートナーのワイシャツや、子どもの靴のサイズが思い出せず、どちらのサイズか迷ってしまい、その日買うのを諦めたことは?
- 知人の子どもの名前や年齢を忘れてしまい、LINEのトーク履歴や年賀状を探したことは……?
いずれも「家事以前」の問題ですよね。でも、こうした「探す」「調べる」「迷う」といったむだ時間こそが、日々の家事を妨げているのです。
魔法の家事ノートは、家事の「わからない」をなくして時間を貯めるノート
そんなときに使えるのが「魔法の家事ノート」。
「魔法の家事ノート」は私が発案したノートで、家事に必要な情報を、スケジュールとログに分けてノートにまとめていくというもの。
私の著書『時間が貯まる 魔法の家事ノート』で詳しくご紹介していますが、「ログ」は、何度もくり返し必要になる情報をまとめたものです。「モノ」「コト」「ヒト」「おつきあい」の4種類に分けてまとめておくと、後から見返したときに見つけやすいですよ。
モノ……家の中のあらゆるモノにまつわる情報
コト……掃除、洗濯、料理といった行動にまつわる情報
ヒト……家族にまつわる情報
おつきあい……家族以外の人にまつわる情報
たとえば、電球の情報をまとめたリストを作っておけば、買いもの時はそれを見るだけで電球の情報がすぐにわかり、都度調べる必要がありません。
また掃除頻度の低いもののお手入れ方法や、家族のワイシャツ・靴などのサイズもメモしておくと、出先でもすぐにサイズや必要なものが分かります。
知人の結婚・出産のタイミングで、家族のお名前をノートにメモしておけば、そこを開くだけでお子さんのお名前などもすぐに思い出せます。
このように家事ノートを使うと、何度も探したり、調べたり、考えたりする時間を削減することができるのです。
「わからないことを記録する。そして、忘れてもいいことにする」。
一番お伝えしたい、大切なポイントはここです。後から探しやすい形で記録することで、家事以前に発生する、こまごました「探す」「調べる」「考える」時間をなくすことができます。
そのための方法はなんだって構いません。ここでは働いていたり、子育て中で時間が取れない方向けに「LINEのグループ機能」や「ふせん」を使ってかんたんにつくる方法を中心に紹介していきます。