みなさん、今日の朝ごはんは何を食べましたか。
「たんぱく質をしっかり朝ごはんでとって、元気になりたい」連載第8回です。
なんだかわからないけれど、とにかくだるくやる気が出ない……。
そんな不調に悩まされていた私が、とにかく何とか、少しだけでも元気になりたい! と必死で取り組んでいるのが朝ごはん改革。
40代以上が陥りやすいという「隠れ栄養失調」と「たんぱく質不足」が原因では? とにらんで始めた、たんぱく質強化作戦ですが、ちょっとずつ成果が出始めています。
わたしの食べている朝ごはん、よかったら見てみてくださいね。
第1回 50歳目前の料理家が「たんぱく質朝ごはん」チャレンジを続ける理由
第2回 食欲のない朝も箸がすすむ「豆乳冷や汁」
第3回 いろいろな食感が楽しい「サラダごはん」
第4回 手軽にたんぱく質がとれる「豆乳スムージー」
第5回 新しい味の発見「ナンプラーちくわパン」
第6回 巻けば食欲アップ「メキシカンオムレツ」
第7回 とろけるチーズと半熟たまごの「とろとろグラタンパン」
今日の朝ごはん。レンジで5分!濃厚たまごの黄身をのせた「鶏そぼろごはん」
- 鶏そぼろ丼
- ブロッコリーとねぎの味噌汁
- 柿
今日の朝ごはんは、鶏そぼろごはん。
卵の黄身をのせて、味もまろやかに、たんぱく質もプラスします。
白いりごまと刻みねぎものせて、食感を加えてさらに美味しく。
電子レンジで鶏そぼろがめちゃくちゃ簡単に作れると気づいてから、鶏そぼろはシリコンスチーマーに入れての電子レンジ調理ばかりになってしまいました。
電子レンジで洗いものまでラクに
わたし、実は古臭い人間でして。
「時短料理」を得意としながらも、電子レンジのみの調理にはどこか抵抗があって「レンジで5分で作れます」的なレシピはあまりご紹介してきませんでした。
でも、これはほんとのほんとにレンジで5分で、あまりに便利なのです。
以前は、そぼろを昔ながらのやり方で鍋で作っては、こびりつきを眺めながら「洗いものが面倒だなあ」とため息をついたり、少しでも洗いものをラクにしようとフライパンで炒めて作ったりもしていました。
が、シリコンスチーマーや耐熱ガラスの保存容器などを使ったレンジ調理なら、こびりつきもほとんどなく、洗いものもかんたん!
鶏そぼろを作るということの概念そのものが、ガラリと変わりました。
そして、電子レンジ調理への抵抗感もどーんと下がりました。
これまでいったい、私は何にこだわり、何と戦っていたのでしょう。
レンジで鶏そぼろの作り方
★保存期間 冷蔵4日、冷凍14日
【材料 作りやすい量】
- 鶏ムネひき肉 250g
- 酒 大さじ1
- 醤油 大さじ2
- 味噌 大さじ1
- 砂糖 小さじ2
【作り方】
- シリコンスチーマー(普通の耐熱容器ならラップをかければOK)に材料すべてを入れ、箸でぐるぐると全体を混ぜて600Wで2分加熱する。
- 取り出して全体をぽろぽろに混ぜ、再度2分加熱する。全体をもう一度よく混ぜてできあがり。
味噌を少し入れるのがわが家流。
肉の臭みを抑えてくれるので、しょうがを入れなくても美味しく作れます。
たんぱく質を摂る効率をよくするためには、鶏むねやササミのひき肉を選ぶのがよさそうです。
肉を冷蔵庫から出して5分でできあがるので、朝の慌ただしい時間に急に思い立ってもすぐに作れて嬉しい。お弁当にもよく使っています。
今朝もなかなか起きない中3息子を「そぼろごはんにするよ〜」と釣って起こしてから鶏ひき肉を冷蔵庫から出し、息子が食べ終えて出かけるまで計20分でした。
「たんぱく質朝ごはん」の効果やいかに?
たんぱく質朝ごはんに切り替えてから「明らかに体力がついてきたな」と感じ始めたのが1ヶ月後くらい。
そうなると、昼や晩の食べ方が気になったり、おやつを控えようかな、とほんの少し気をつけたり「運動もしたほうがいいのかな」などと気になってくるのだから不思議ですね。
少し体力的に余裕が出てきたってことなのかな、とそんな変化も嬉しいのです。
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