歪んだ体をリセット!体感をととのえる「インナーマッスルに効くバランスポーズ」

心と体

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 歪んだ体をリセット!体感をととのえる「インナーマッスルに効くバランスポーズ」

2022.07.03

バランス能力は、動的、静的姿勢を維持したり、不安定な姿勢から安定した状態に姿勢を回復させるのに役立つ能力です。バランスポーズができるようになると、体幹のインナーマッスルが鍛えられ体の歪みが整い、呼吸が安定し集中力が養われます。バランスボールやバランスボードなど、バランス感覚を鍛える器具もありますが、器具を使わなくても十分バランス能力を鍛えることができます。さっそくバランスポーズを見ていきましょう。

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木のポーズ

バランス感覚を養い、集中力がアップします。脚力も強化できます。

木のポーズイメージ

(1)両脚を揃えて立つ。

木のポーズイメージ

(2)右足を軸に、左足をゆっくり持ち上げる。左手で左足をサポートしながら脚の付け根まで足裏を持ち上げ(無理だったら膝以外の置きやすい場所でOK)、足裏を右脚の内腿につける。

木のポーズイメージ

(3)左足の足裏と右脚の太腿を押し合うようにしてバランスをとり、胸の前で合掌する。動かない一点を見つめ、ゆっくり10回ほど呼吸を繰り返す。反対側も同様に。

四つん這いのバランスのポーズ(バードドッグ)

体幹の強化におすすめです。お腹とお尻の筋肉の引き締めにも効果的です。

バードドッグイメージ

(1)四つん這いになる。肩の下に手、腰の下に膝がくるように。

バードドッグイメージ

(2)吸う息で右手、左足を伸ばす。伸ばした足で見えない壁を押すようなイメージで。この体勢を保ったままゆっくり10回ほど呼吸を繰り返す。反対側も同様に。

戦士のポーズIII

バランス感覚を養い集中力を高めます。背中と下半身の強化にも!

戦士のポーズイメージ

(1)足の裏全体でバランスをとりながら足を揃えて立つ(山のポーズ)。

戦士のポーズイメージ

(2)吸う息で両手を上に。右足を前に出して膝を曲げる。

戦士のポーズイメージ

(3)吐く息で上体を前に倒し、前足で踏み込みながら、左足をマットと平行なところまで持ち上げる。左足指はマットの方向に。姿勢が安定したら右膝を伸ばす(難しければ少し曲げたままでもOK)。骨盤が左右平行になっていること。ここでゆっくり呼吸を5〜6回繰り返す。反対側も同様に。

いかがでしたか?
ポーズを取るのが難しいときは、壁やヨガブロックなどの助けを借りてもOK。バランスのポーズをとってみると、今まで気づかなかった体の歪みに気づかされます。
ポーズを繰り返すうちにバランスが取れるようになり、歪みや姿勢が整います。さらに、安定した呼吸や集中力が得られ、体も心もバランスが整っていくのがわかるはず。皆さんも日々の揺らぎをバランスポーズで整えてみませんか?

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著者

Shiko

Shiko

カナダ、バンクーバーと日本でやんちゃな息子達と旦那と一緒に暮らしています。 音楽、ヨガ、アウトドアが大好き! 歯科医師、ヨガインストラクターです。時々ジャズを歌っています。 Zoomヨガ教えてます。レッスンご希望の方はインスタからメッセージくださいね!@fumikokusuhara

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