引き締まったお尻と骨盤調整を一度に叶える「ズボラ尻トレ」とは

心と体

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2022.06.30

垂れ下がったヒップラインや骨盤の歪みが気になる方に、手軽に試せるズボラトレーニングをご紹介します。今回トレーニングで使うのは、椅子が一つと自分の身体のみ!引き締まったヒップラインを手に入れ、骨盤の歪みを取り去りたい方必見です。

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お尻の筋肉が弱いと骨盤が歪む!?

皆さんは骨盤の歪みが気になっていませんか?座りっぱなしの時間が長い方や出産を経験した女性は、特に骨盤ケアに対する関心が高いのではないでしょうか。

足を組む出典:stock.adobe.com

骨盤が歪む原因として「足を組んではいけない」「片足重心で立ってはいけない」などと耳にすることがあります。どれも正解ですが、一番大切なのは日常生活でお尻の筋肉を正しく使っているかどうか。骨盤が歪む主な原因は、日常生活でのクセやお尻周辺の筋肉が弱くなって骨盤の位置が安定しないまま歩行することだといわれています。

補正下着出典:stock.adobe.com

例えば、世間でよく販売されている補正下着など着圧感の強いインナーは、はみ出したお肉を抑えるだけでなく、骨盤の位置を安定させる目的があります。その役割を自身の筋肉で行うことができれば、常に骨盤の位置が正しく保たれます。また、本来使われるべきインナーマッスルも活発に動くようになり、ダイエットの効果を感じる人も多いのです。

お尻と太もも裏を鍛えれば、理想の美尻に!

お尻を構成する主な筋肉は、大臀筋中臀筋小臀筋に分けることができます。

お尻の筋肉出典:stock.adobe.com

中でも、一番大きい大臀筋の働きが弱くなって上手に使われなくなると、お尻全体が垂れ下がった印象になるため、見た目にも関係してきます。今回ご紹介する「ズボラ尻トレ」は、大臀筋はもちろん太もも裏側のハムストリングも鍛える効果があります。

ズボラ尻トレのやり方をご紹介

ポイント出典:stock.adobe.com

今回のトレーニングは、スタート時の腰のポジションが重要です。早速、3つのポイントからチェックしてみましょう。

  • お尻を持ち上げるときに膝が開かないよう注意する
  • 息を止めない
  • 背骨の動きを意識する

膝同士の間隔は、腰幅程度が目安。自分の握り拳が1〜1.5個入るくらいを常に意識しましょう。

やり方

ヒップリフト出典:stock.adobe.com

  1. 仰向けになり、足を椅子に載せる
  2. 腰の裏に手のひらが入るほどの隙間がある人は、ここで床と腰のスペースをなくすように骨盤を後傾させておく。(おへそを引き込んでお腹に力を入れるよう意識すると、骨盤後傾がしやすい)
  3. 背中の下(腰側)から背骨を一つひとつ持ち上げるようにしてお尻を浮かせていく
  4. 胸から膝までがおおよそ一直線になるくらいまで上がったら、今度は上(頭側)の背骨から一つひとつ床に下ろすように元の位置へ戻る
  5. 2~4を10回繰り返す

呼吸のポイント

呼吸出典:stock.adobe.com

今回は初心者でも行いやすいよう、お尻を上げるときに息を吸い、下げるときに吐くよう実践してみてください。

まとめ

運動初心者出典:stock.adobe.com

骨盤調整と聞くと、難しいトレーニングを思い浮かべがちです。今回ご紹介した「ズボラ尻トレ」は、シンプルな上にお尻と太もも裏を鍛えることができ、まさに一石二鳥!運動初心者の方でも簡単に効果を実感できるトレーニングですので、ぜひチャレンジしてみてください。

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著者

岩本彩

岩本彩

ヨガインストラクター&ライターのパラレルワークで、理想の働き方を模索中。犬とCoffeeが大好きな人。15歳で発症した『パニック障害』、社会人になって発症した『うつ病』の経験から、取材・ヨガレッスンともに「寄り添い」「共感」を大切にしている。元ディズニーキャストであり、ショービズ大好き人間の一面も

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