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NON STYLE石田さんとおかもとまりさんに聞いた。家庭の「食事ルール」と「愛」のエピソード

家族・人間関係

 NON STYLE石田さんとおかもとまりさんに聞いた。家庭の「食事ルール」と「愛」のエピソード

2022.11.10

話題のYouTubeアニメ「ウシガエルはもうカエル」。みなさんはもうご覧になられましたか? 以前saitaでは、原案担当のおかもとまりさんと脚本を担当した石田明(NON STYLE)さんに対談をしていただきました。そして、アニメ公開から約1年経った今回、「ウシガエルはもうカエル」。とエスビー食品のコラボが実現したというお知らせが届きました。その中で、石田さんがお母さんに手作り料理を作るというお話を聞き、saitaは再びお2人の元を訪ねてみました。

家族の絆を深くする“食事のルール”

――「ウシガエルはもうカエル」。公開から1年が経ちました。新たな展開の中で、石田さんがお母さまと共演されましたが、共演の感想を教えてください。

石田さん:手軽な料理を作っただけなのに、思った以上におかんが喜んでくれたので良かったです。そして、相変わらず楽しい人やなと思いましたね。おかんがいるだけでその場が明るくなるんですよ(笑)。

石田さんとお母さま。石田さんが作った料理をおいしく食べ終えた、石田さんのお母さま。

――今回、食を通じて親子の絆を感じることができました。そこで質問です。石田さん、おかもとさんそれぞれのご家庭の“食事のルール”を教えてください。

石田さん:僕が子どもの頃は、大皿でドン! とおかずが出てくる家だったので、誰よりも早く食べるために全員が食事に集中していました。それこそ、黙食の走りというか(笑)。食べたいときは早く食べないといけなかったんです。我が家では、子どもたちもまだ小さいので好き嫌いもありますが、無理して食べさせないというのは決めています。食べたいときに食べたい量だけ食ベたら良いよという感じです。

おかもとさん:私がルールとしているのは、食べたもので体はできるので、栄養のバランスを考えて献立を考えるということです。例えば、一週間のうち2,3回はおかずに魚を出すとか、野菜もしっかり食べるとか。息子が食べられる野菜はまだ限られているのですが、食べられるものはなるべく食卓に登場させます。今はキャベツの千切りにハマっていて、毎回千切りをするのは面倒なので、1回に大量の千切りを作ってタッパに入れています(笑)。

――おかもとさんのブログで、夕飯を作られているところを拝見しました。お忙しい中で栄養バランスの取れた食事を作るコツを教えてください。

おかもとさん:スケジュールを確認しながら、忙しい週の前には、ストックを多めに作っておくようにしています。魚やお肉を使ったメインのおかずと、炊き込みご飯や副菜などを作り置きしたり、冷凍保存したりして乗り切るようにしています。

おかもとまりさん

石田さん:世の中のママさんって、ほんますごいですよね。

“食”によって感じる幸福度と絆

――食事がつなぐ絆について、お2人が感じることはなんですか?

おかもとさん:息子とは普段からたくさん会話をしていますが、食事のときには、目の前のごはんのことを話題にしながらごはんを食べます。「おいしいね」とか、「この味は好き?」とか。最近は、卵を割るのが好きなので、作っているときにお手伝いをしてくれるようにもなってきたので、自分が作ったものを食べるときは特にうれしそうだし、私も「おいしいねぇ!」と伝えています。食を通じての会話がさらに絆を深めると思うんです。

石田さん:“食”って大事やなと思います。どんなにおいしいものでも一人で食べるとおいしくないけど、ただのおにぎりでも家族や、一生懸命頑張った仲間と一緒に食べるだけでおいしさや幸福度が増すように感じるんです。それが絆ですよね。

――アニメ「ウシガエルはもうカエル」は、愛がテーマですが、お2人が“愛を与えた”エピソードがあれば教えてください。

石田さん:難しい質問ですね(笑)。回答としてあっているのかわからないですが、僕は子どもたちと公園に行くと全力で遊ぶんです。そうすると、まわりの子どもたちが集まってくるんですよ。気づくと、一人の小学生の男の子が僕の帽子をかぶっていて、違う男の子が僕の背中にずっと乗っているみたいな。これって、すごく大きな愛だと思いませんか?(笑)。汗だくになって遊んだんですよ。コロナ禍で、なかなか人と触れ合ってはいけないという寂しさがある中で、すごく良い経験をしたなと思っています。

お話をしてくれる石田さん

おかもとさん:すごく良いお話ですね! 私が受けとった愛は、息子からの愛です。4月から小学生になったのですが、慣れない環境の中で毎朝泣きながら登校したり、いろいろと大変な時期がありました。ある日、息子の自由帳を見たら、お姫さまの姿をした私を描いてくれていたんです。私が好きな黄色のドレスを着せてくれていて、「ママがいい」と書いてありました。息子の心の声がそこにあって、愛を感じました。

――石田さんと公園で遊んだ子どもたちは、すごく良い経験ができましたね。おかもとさんのお子さんも、すごく頑張って新しい環境に慣れようとしているのが伝わってきます。では、逆におふたりが“愛を受けた”エピソードはありますか?

石田さん:舞台の演出をやっているんですけど、作品に入ると、出演者たちとLINEグループを作るんです。舞台が終わると、だいたいのLINEグループってなくなっていくんですが、僕が演出したチームは、何が何でも終わらせないぞという感じでLINEがくるんです(笑)。そして、舞台が終わってからも時々集まったりすることがあるんですが、そういうときに愛してもらっているなと感じます。

おかもとさん:与えた愛は2つあります。ひとつは、毎日眠る息子に「愛しているよ」と伝えていること。そしてもうひとつは、「ウシガエルはもうカエル」を作ったことです。今回、エスビー食品さんにアニメの内容を共感していただきコラボ動画を作ることになりました。そのお話をいただいたときに、とても素敵な感想をいただいたんです。そして、夢のような現場が実現してすごくうれしいです。私が作った作品がたくさんの方とのご縁をつないでいくことで与えられていることがあると思います。

やらないで後悔するより、やって後悔

――「ウシガエルはもうカエル」には、おかもとさんのたくさんの思いが詰まっていると思いますが、その中には息子さんへのメッセージも込められていますか?

おかもとさん:息子には、人を助けられる人になってほしいと思っています。人を助けるって優しさでもありますよね。息子はウルトラマンが好きなので、「怪獣をやっつけるのは困っている人を助けるためだからだよ。強い=優しいことだよ」と伝えています。ウシガエルくんも、りっちゃんを助けたいという思いがあるんです。そして私も、息子を助けたい、育てたいという気持ちで強くなれました。そんな気持ちは作品に詰まっているかもしれません。

――最後に、お2人は常に新しい挑戦をたくさんされていると思います。行動力の「源」になっているものを教えてください。

おかもとさん:いろいろなことに挑戦するのは、もともとの性格が大きいと思います(笑)。あと、小学校高学年のときに聞いた、「やらないで後悔するより、やって後悔したほうがいい」という先生の言葉が私の人生を支えているように思います。

石田さん:おかもと大先生は、常に何か素敵なものを仕掛けようとしている人です。もし、また僕に何かできることがあれば、そのときは一緒に挑戦したいと思います。そう思わせてくれる人の存在が原動力になりますね。

石田さんとおかもとまりさん

ウシガエルはもうカエル×エスビー食品のコラボ

吉本の人気芸人さんがエスビー食品の商品をつかって愛情たっぷりのオリジナル料理をクッキングするスパイス料理リレー。第一回目のゲストがNON STYLE石田さん!


著者

上原かほり

上原かほり

フリーライター歴10年。読んだ人の心にふわっとした空気が流れるような記事や情報をお届けできるよう心がけています。