普通の焼いたお餅に戻れない。もう醤油だけで焼かない「ガーリックバター焦がし醤油餅」のつくりかた。

料理・グルメ

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2023.01.28

YouTubeでさまざまな料理の技を紹介する動画が大人気の岩野上幸生さんによる、プロのテクニックを使ったレシピシリーズ。今回紹介するのは「ガーリックバター焦がし醤油餅」のつくり方。砂糖じょうゆに、にんにくとバターをきかせたガリバタ餅は、照りっ照りの仕上がりで、なんとも食欲をそそります。お正月に余ったお餅も、すぐになくなっちゃいますよ!

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教えてくれたのは……岩野上 幸生(いわのうえ こうせい)さん

東京で飲食店を複数手がける人気料理人。YouTubeチャンネルの「飲食店独立学校 /こうせい校長」では、さまざまな料理のテクニック、役立つ情報を発信。著書に『プロのコツでいつものごはんが100倍おいしくなるレシピ』(KADOKAWA)。

「ガーリックバター焦ししょうゆ餅」の作り方

ガーリックバター焦がし醤油もち出典:www.youtube.com

お正月のお餅が残っているけど、醤油やきなこなど、定番の味付けに飽きてきた……という方は、いらっしゃいませんか? 今回は、プロの料理人であるこうせいさんに、いつものお餅とは一味違う「ガーリックバター焦がし醤油餅」の作り方を教わります。

ベースは砂糖じょうゆですが、そこにバターとガーリックが加わることで、コクと旨味がぐんと増し、やみつき必至の味わいに。ハマりすぎて、お家のお餅がすぐになくなっちゃいますよ!

材料

  • もち…2個
  • サラダ油…5g
  • みりん…15g
  • 濃口醤油…15g
  • 砂糖…8g
  • おろしにんにく…5g
  • 有塩バター…1個
  • 乾燥パセリ…適量

※「本みりん」とは
もち米、米こうじ、アルコールなどから造られています。食材の臭みを取ったり、煮崩れを防いだり、味をしみこみやすくする効果があり、火を通す料理に向いています。火を通さない料理に使う場合は、本みりんを火にかけて、アルコールをしっかり飛ばしてから使います。

※「みりん風調味料」とは
米、米こうじ、水あめ、その他の調味料などを使って造られた、みりん風の甘味料。みりん風調味料は、アルコールがほぼ含まれていないので、加熱しない和え物や、ドレッシングなどに向いています。本みりんの代用として使うこともできますが、みりん風調味料のほうが甘味が強かったりするので、分量の微調整が必要です。

1.調味料を混ぜ合わせておく

ボウルにみりん、醤油、砂糖、おろしにんにくを入れ、混ぜ合わせておきます。

材料を混ぜ合わせる出典:www.youtube.com

2.もちを焼く

フライパンに油を引き、弱火にかけます。

フライパンに油を引き、弱火にかける出典:www.youtube.com

油はねに注意しながら、もちを入れます。

もちを入れる出典:www.youtube.com

ふたをして、3分間蒸し焼きにします。

フライパンにもちを入れる出典:www.youtube.com

ふたをすることで、もちの水蒸気によって、もちがふっくら焼き上がります。
強火にすると、もちの表面だけ焦げて、中まで火が通らない、ということになりかねないので、弱火で火を通していきます。時間がきたら、裏返します。

もちを裏返す出典:www.youtube.com

再びふたをし、さらに1分半~3分くらい、様子を見ながら焼いていきます。
もちの横の方が、ぷく~っと膨らんできたら火が入った合図です。

もちの横が膨らんできたところ出典:www.youtube.com

火を消してもちをいったん取り出し、フライパンの油をキッチンペーパーなどで拭き取ります。

フライパンをさっとふく出典:www.youtube.com

3.もちにたれをからめる

同じフライパンに1の混ぜ合わせた調味料を入れ、中火にかけ、ヘラなどで混ぜながら煮詰めていきます。

フライパンに合わせ調味料を入れる出典:www.youtube.com

砂糖が溶けて、このくらいになるまで煮詰めます。

タレが煮詰まったところ出典:www.youtube.com

弱火にしてバターを入れ、たれにとろみ、コク、風味をつけていきます。

タレにバターを入れる出典:www.youtube.com

バターが溶けてほどよくとろみがついたら、もちを加え、両面にたれをからめていきます。

 

もちにタレをからめる出典:www.youtube.com

照りが出て、もちにしっかりたれがからんだらOK。

もちにタレがからまったところ出典:www.youtube.com

4.盛り付ける

フライパンに残ったソースをかけて、パセリをふったらできあがり!

 

盛り付けてタレをかける出典:www.youtube.com

できあがり出典:www.youtube.com

年配の方や子どもが食べる場合は、もちを小さく切って、噛みやすくしてくださいね!
もちを食べる前に水分を飲んでおくと、食道が潤って、すべりがよくなりますよ。

このガリバタもちは、日本人が食べ慣れている砂糖じょうゆがベースになっているので、馴染みのある味わいでもあり、とても食べやすいです。

とてもおいしいので、ついパクパク食べてしまいそうになりますが、もちはのどに詰まらせると大変危ないので、ゆっくり、よく噛んでお召し上がりください。

詳しくは、こちらの動画で!

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