痩せないのはストレスが原因だった…。管理栄養士が語る「痩せやすい人」4つの特徴

心と体

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 痩せないのはストレスが原因だった…。管理栄養士が語る「痩せやすい人」4つの特徴

2023.03.04

痩せたいという思いは強いのに、なかなか痩せられないという方はいませんか? じつは痩せている方にはある共通点がありました。今回は、管理栄養士の高杉保美さんに「痩せやすい人の4つの特徴」を教えていただきました。ご自身が当てはまっているか、ぜひ確認してくださいね。

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教えてくれたのは……管理栄養士の高杉保美(たかすぎほみ)さん

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業界最大手プライベートジムにて栄養指導してきた管理栄養士・ヘルスビューティーアドバイザーの高杉保美さん。ご自身も半年間でマイナス15kgのダイエットに成功! 食事もお酒も楽しみながら、ゆるく健康的にやせられる「ずるやせダイエット」を提唱。YouTubeやメディアでも活躍中。

高杉 保美さん

ずぼら管理栄養士が教える ずるやせダイエット』(‎ WAVE出版)
著者:高杉 保美
1,540円(税込)

痩せやすい人の特徴とは

サンプルイメージ出典:www.photo-ac.com

管理栄養士の高杉保美さんは、毎日お客様に食事指導やダイエット指導をする中で、太りやすい人、痩せやすい人には共通点があると感じているのだそう。

今回は、食事指導やダイエット指導を通して高杉保美さんが感じた、「痩せやすい人」の4つの特徴をご紹介します。

痩せやすい人の特徴1 血糖値が安定している

まず1つ目の共通点は、血糖値が安定している方です。
「血糖値が安定していないと、急に空腹感に襲われてしまったり、糖質は中毒性があるので糖質過剰になってしまったりする方がいる」とのこと。

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血糖値が安定していない方は、太りやすい傾向があるようです。

脂肪がつくことを防ぐには、少しの糖質制限を

太った女性出典:www.photo-ac.com

血糖値が上がりやすくなる方は、以下のような悪循環があります。

糖質で太りやすい
脂肪がつきやすくなる

「血糖値が上がってしまうとインスリンが分泌されます。このインスリンは肥満ホルモンといわれているので、脂肪をつきやすくしてしまいます

もし血糖値が安定していないと自覚がある方は、少し糖質を制限してみると痩せやすくなってくるのではと思います。」

痩せやすい人の特徴2 栄養素が満たされている

そして2つ目の共通点は、栄養素が満たされている方です。1日3食を食べていても、自分に必要なビタミン・ミネラルが不足している方はいるのだそう。

サンプルイメージ出典:www.photo-ac.com

栄養素が満たされないと起こってくることは、以下の2つです。

糖質がエネルギーに変わりにくくなる
脂質がエネルギーになりにくくなり、脂肪として蓄積されやすくなる

栄養素をエネルギーに変える働きをするビタミン、それを助けるミネラルをしっかり体に補っておかないと、太りやすくなってしまいます。」

ダイエットに必要なのはビタミンやミネラル

では、ビタミンやミネラルはどの食材に含まれているのでしょうか……? 

「野菜や果物に目を向けがちなんですけど、じつはダイエットに必要なビタミンやミネラルは、タンパク質源に多く含まれています。」

大豆製品出典:www.photo-ac.com

タンパク質を多く含む食材は、以下の通りです。



大豆製品

「肉や魚、大豆製品などの食材を多く食べると、満遍なくビタミンやミネラルを摂取しやすいと思います。」

痩せやすい人の特徴3 腸内環境が整っている方

3つ目の共通点は、腸内環境が整っている方です。腸内環境が整っている方は、痩せやすくなるのだそう。

サンプルイメージ出典:www.photo-ac.com

腸内環境が整っていると、2つのいいことが起こると高杉さんは言います

・デトックスがうまくいくことで老廃物の排出がスムーズにいき、代謝が維持しやすくなる
食欲を抑制する効果が得られる

「腸内環境が整うとセロトニンの分泌が高まって、食欲抑制につながります。また脂肪の燃焼においても、腸内環境はもの凄く重要なポイントです。」

腸内環境が乱れているなら食べたい食材とは

「腸内環境が乱れてるな」、「便秘しがちだな」、「軟便だな」という方におすすめなのは、以下の食材です。

納豆出典:www.photo-ac.com

発酵食品
乳酸菌
食物繊維

「腸内環境を整えるには、それらの食材を普段より多めに食べていただくとよいと思います。」

痩せやすい人の特徴4 ストレスを抱えない方

そして最後の4つ目の共通点は、ストレスを抱えない方です。
ストレスがない方のほうが、痩せやすくなります。ストレスがたまりやすい方だと、ホルモンの“コルチゾール”が分泌されます。」

サンプルイメージ出典:www.photo-ac.com

「コルチゾールは脂肪の蓄積をしてしまうので、ストレスをためないというのがポイントになります。食事で対策する場合には、ストレスに対抗するビタミンを取ること。ストレスに対抗するビタミンはこちらです。

ビタミンC
ビタミンB1

ビタミンCやビタミンB1を含む食材を多く食べるのが、ストレス対策におすすめです。」

睡眠を取ることも大事なポイント

寝る女性出典:www.photo-ac.com

睡眠不足になりやすいとストレスがたまりやすくなったり、自律神経や腸内環境が乱れやすくなったりするので、睡眠もとても大事な要素です。」

いかがでしたか? 今回ご紹介した4つのポイントを押さえつつ、もし自分の中で「少しでも太りやすい要素があるな」という方は改善する余地があるので、食事から見直すといいですね。

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