処方された薬
ため込みがちなモノの代表例が、薬局で処方された薬。体調を崩した際に処方されて持ち帰っても、飲み切らないことも多いですよね。
また体調を崩したときに飲むかもしれないと、とっておいたはいいけれど、気づいたら引き出しの中はパンパンになり、5年以上前に処方された薬がそのままに……なんてことありませんか?
病院などで処方される薬は、一般的に製造後、未開封の状態で3〜5年後が使用期限です。使用期限が記載されていないかチェックしましょう。医師の指示通りに最後まで服用することが推奨されていることがほとんどなので、ため込んでいる薬を服用することもないはず。身体の中に入れるものなので古いモノは、思い切って手放しましょう。
化粧品のサンプルや使いかけのコスメ
おまけで頂いた化粧品のサンプルや使いかけのアイシャドウなどのコスメため込んでいませんか?
化粧品のサンプルは、試しに使ってみたいなと思えるものだけ、頂くように心がけましょう。また、頂いたらできるだけ早めに使いましょう。しまい込まずに目に付く場所に収納しておくのもポイントです。
開封済みの使いかけのコスメの使用期限は3カ月から1年くらいが目安です。使用感が気に入らなかったモノは、ついため込みがち。手放すのはもったいないかもしれませんが、肌に直接つけるものなので、古いコスメは思い切って手放しましょう。
調味料やスパイス
普段は挑戦しないようなお料理に挑戦した際に、購入した調味料やスパイス、いつの間にか使用期限が切れていませんか? 使い慣れない調味料やスパイスが、冷蔵庫の奥の方で眠ってたままで、収納スペースを圧迫してしまっているのは、とてももったいないです。
定番の調味料には指定席をもうけ、普段使いではない調味料は、目につきやすい場所に収納するなど、工夫しましょう。また、普段使いではない調味料は、使い切れるコンパクトなサイズのモノを購入するように意識するのもポイントです。
片付けの現場で遭遇する、お客様が溜め込みがちなモノ3つをご紹介しました。いずれも使用期限のあるものなので、手放すのが苦手な方でも春のデトックスの取り掛かりにおすすめです。
ため込みがちなモノを手放して、スペースができることで、そこに気が流れ、新しい情報やモノが入ってきます。春は新しいスタートに心も軽くなり、何か始めたくなる季節でもあります。春のデトックスで、軽やかに新しい自分に出会えるよう、整えてみませんか?