醤油酒粕をご存じですか?
発酵調味料は麹を使った塩麹などが有名ですが、常温で作るとできあがるまで2週間ほど時間がかかります。その時間が面倒で発酵調味料を作ることを諦めてしまっている方は、作ってすぐに使える発酵調味料、醤油酒粕を試してみてはいかがでしょうか。
酒粕にはたんぱく質や食物繊維、その他にも栄養素が含まれているので、「醤油酒粕」は体にも優しい調味料。
作り方はとっても簡単。細かくちぎった酒粕(150g)と醤油(150ml)をブレンダーやミキサーで写真のようになるまで混ぜるだけ。冷蔵庫で3ヵ月ほど持ちます。
醤油酒粕の鶏肉チャーシュー(作業:30分+漬け:1時間)
材料(3人分)
- 鶏もも肉 2枚
- 醤油酒粕 大さじ3
- みりん 大さじ2
- 生姜(チューブ) 2cm
作り方
1. ポリ袋に、醤油酒粕、みりん、生姜をいれます。
2. 鶏もも肉をポリ袋にいれて、漬けダレをよく揉みこみ、そのまま冷蔵庫で1時間ほど寝かせます。
3. 袋から鶏もも肉を取り出します。
4. 皮目を外側にしてタコ糸でしっかり結びます。
5. フライパンで手順4を焼き、しっかり焼き目を全体につけます。
6. 耐熱容器に鶏肉と漬けタレをいれてラップをします。
7. 電子レンジ(600W)で5分加熱し、取り出してひっくり返し、さらに5分加熱します。500Wの場合は6分ずつ加熱してください。
8. 爪楊枝を刺してスッと通れば火が通っています。もし、切った断面がまだ生であれば電子レンジでもう少し加熱してください。
9. 粗熱がとれたらお好みの厚さにカットしてします。
何時間も煮込まなくても簡単に作れるチャーシュー
チャーシューといえば、鍋で何時間も煮込むイメージがありますが、醤油酒粕に漬け込んでから調理をすれば、あっという間に作ることができます。酒粕を使っていますが、しっかり加熱するので子どもも楽しむことができますよ。ぜひ、簡単なので試してみてくださいね。