冷えた胃を温めるかぼちゃ
本格的な夏になってきました。
そんな暑い時期、食べると身体を冷やしてクールダウンしてくれる夏野菜ですが、夏に収穫をするかぼちゃは、そのなかでも漢方的に、身体を温める性質を持った食材だそうです。
冷たいものの食べ過ぎや、暑さで疲れた胃腸も温めて消化吸収を促すので、夏バテや食欲不振時にも有り難い野菜です。
またかぼちゃの緑皮の中には、夏に嬉しい免疫力、抗酸化作用を高めるβ-カロテンが豊富なので、是非皮ごと丸々いただきたいものです。
今回は、そんな夏かぼちゃをごろごろと入れた、爽やかサラダをご紹介いたします。
夏かぼちゃのごろごろサラダ
ごろごろと切ったかぼちゃの爽やかな甘さと、野菜のシャキシャキ食感がおいしいサラダ。蒸したかぼちゃと簡単な重ね煮野菜、生のきゅうりとマヨネーズが絶妙に絡み合います。
材料
・かぼちゃ(皮ごと1cm角)……250g
・玉ねぎ(5mm角)……120g
・にんじん(皮ごと2〜3mm角)……40g
・きゅうり(5mm角)……40g
(調味料)
・マヨネーズ……30〜50g
・塩……適量
・こしょう……少々
・差水……50ml
作り方
1. 小ぶりの鍋やフライパンに塩をひとつまみ振り、カットした玉ねぎ→にんじんの順に重ねます。
2. 上にも塩をひとつまみ振り、差水をして火にかけ、沸騰したらフタをして小弱火で5〜7分ほど蒸し煮したら、冷ましておきます。
3. 簡易蒸し器などで、かぼちゃも5〜7分ほど蒸して、ザル等で冷まします。くしが軽く通るくらいでOK。形が崩れないように蒸しすぎに注意します。※簡易蒸し器などがない方は、電子レンジでもOKです。
4. きゅうりをカットし、あとはボウルに2、3、マヨネーズを入れ、 崩れないようにざっくりと混ぜ合わせ、 塩とこしょうで味を整えてできあがり。
食欲のない日でもさっぱり食べやすいかぼちゃサラダ。冷たくして食べても身体を冷や過ぎず、夏の身体に優しい一品になります。 是非お試しくださいね。