ほうれん草…じゃないんです。胃腸もよろこぶ【とろとろ成分が出る葉物野菜】の正体は?

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 ほうれん草…じゃないんです。胃腸もよろこぶ【とろとろ成分が出る葉物野菜】の正体は?

2023.09.05

ヨガ講師で料理研究家の山田 直です。 残暑もまだまだ厳しい今年の夏。冷房の中にずっといて冷たいものを食べてと、胃腸もお疲れの方も多いと思います。そんな夏バテに効くのがとろとろ成分をたっぷり含んだ夏野菜。今回はつるむらさきとオクラを使った胃腸に優しいお浸しをご紹介いたします。

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夏バテで弱った胃腸にとろとろ成分!

つるむらさき

「インドのホウレンソウ」とも呼ばれているつるむらさき
夏野菜として最近はスーパーでもよく見かけますが、「食べたことない」という方も多いんじゃないでしょうか。

艶のある葉は厚みがあって茎が太く、加熱すると柔らかくなり、独特のとろとろ成分が出てきます。これがとてもおいしい! このとろとろは「ムチン」という消化を促す成分で、夏バテで弱っている胃腸に最適です。

今回は、オクラを加えてさらにとろとろ感を増した、残暑に嬉しいお浸しを作っていきます。

つるむらさきとオクラのお浸し

お浸し

材料

・つるむらさき……3〜4本
・オクラ…… 3〜4本

・お湯……1L
・塩……小さじ2ほど

(調味料)
・麺つゆ……200ml

作り方

1. オクラの固いヘタをカットしておきます。

2. 塩を入れたお湯で、つるむらさきとオクラを1分半ほど茹でます。入れて再沸騰したら、弱火で優しく茹でましょう。

3. ザルであら熱を取ってから、つるむらさきは軽く絞って水を切り4cm幅カット、オクラは斜めにスライスします。

茹でカット

4. 麺つゆに3を入れ、冷蔵庫で小1時間ほどおいたらできあがり。

お浸し

<おいしさのポイント>

つるむらさきの茎は太くて味が染みづらいので、少し漬け込むとよりおいしくいただけます。

粘り成分で汁もとろとろになるので、汁ごと冷奴にのせたり、とろろうどんやそばの具にしてもおすすめですね。

残暑を乗り切るとろとろお浸し、お試しください。

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著者

山田 直

山田 直

神奈川の写真学校卒業後、作家活動をしながら横浜でホテルサービス勤務。3.11の地震を契機に仕事を辞め、ヨガとマクロビオテックを学ぶ。 後に、オーガニックレストランのキッチンに入り、重ね煮と出会う。その野菜の美味しさに深く感動。学びを深める。 現在は、東京、横浜、湘南エリアにてヨガ講師の仕事ヨガをメインに活動し、イベント、WSにて、重ね煮やオーガニックの料理を伝えている。

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