冷凍庫で冷やすのはNG!
ぬるい缶ビールを早く冷やしたいとき、冷蔵庫に入れると手っ取り早い気がします。
でも、ちょっと待って!
缶ビールを冷凍庫で冷やすのは、いろいろと問題があるんです。
ビールに含まれる炭酸が凍ると、体積が増えて缶が破裂おそれがあります。
また、缶をあけたときに、ビールが噴出する可能性も……。
なにより、缶ビールが凍ると、味や風味が変わっておいしさが半減してしまいます。
ビールの製造メーカーでも、冷凍庫で冷やすことは推奨していません。
公式の「ご法度」ですので、避けたほうが無難です。
缶ビールを速攻で冷やす方法
「このままでは飲めない……」というような、ぬる~い缶ビールでも、冷凍庫に頼らず短時間で冷やす方法があります。
用意するものは……。
氷・水・塩の3つだけ!
すぐに氷が用意できないときは、保冷剤で代用してもOKです。
まずは、ボウルなど深さのある容器に、たっぷりの氷とコップ1杯の水を入れます。
ボウルが大きすぎると冷えにくく、使う氷の量も増えるので、「ゆとりを持って缶ビールを入れられるくらいのサイズ」がちょうど良いです。
ここに、小さじ2杯分の塩を加えます。
あとは、ぬるい缶ビールを投入して、氷のなかで回転させるだけ!
氷水のなかで転がすこと1分、缶はすでにキンキンです!
缶ビールをまわして5分ほど経つと、中身もしっかり冷えました。
氷水に入れてひたすら回転させるのは面倒ですが、ビールが飲めないつらさを思えばちょっとの手間でしょう。
ちなみに、もっと即冷性をアップしたい方は、より冷えやすいステンレス製のボウルがおすすめです。
この裏ワザは、チューハイはジュースなどビール以外の缶飲料で使えます。
「冷やし忘れた!」「足りなくなった!」ときは、ぜひ試してみてください。