ぽっこりお腹はなぜつくられる?
原因1.骨盤の歪み
「足を組む」「片足重心」「肘をつく」など、日常のちょっとしたクセにより骨盤が歪みやすくなります。
その積み重ねで、内臓の位置がずれてしまい、内臓機能が低下し、骨盤まわりの血流やリンパの流れが悪くなり、知らず知らずの間に不要な脂肪を溜め込みやすくなります。
原因2.基礎代謝の低下
運動不足や加齢により筋肉量が減ることで、基礎代謝が低下し、不要な老廃物や脂肪を溜め込みやすくなります。
すると、運動量が変わっていなくても燃費が下がってしまっているので、太りやすく痩せにくい体質になるため、40代以降は日々の対策が必要不可欠です。
原因3.呼吸が浅い
スマホやパソコン使用などにより、猫背になることで、呼吸がしづらくなり、必然的に浅くなります。
呼吸が浅くなると、自律神経のバランスが乱れ、代謝が落ちやすくなります。
また、浅い呼吸では首や肩に力が入りお腹が使えなくなるため、ぽっこりお腹を引き起こします。
40代以降は、女性ホルモンの一種のエストロゲンが減少してしまうため、代謝が低下しやすく意識しない限りぽっこりお腹へまっしぐらなのです。
日常でできるお腹痩せ法は?
ぽっこりお腹を解消するためには、運動・食事制限が大切ですが、日常生活の中でできることは実はたくさんあり、その習慣がお腹痩せに欠かせないのです。
まずは、スマホやパソコン使用により丸くなりがちな姿勢に気づき、背中を伸ばしお腹にスペースをつくること。
肩の力を抜き首を長く保ち、いい姿勢を心がけてあげること。
そして、鼻から吐いて鼻から吸う腹式呼吸を行うことでハードな運動をしなくても内側からの刺激となり、副交感神経が優位になり、体がリラックス状態に!
すると、全身の巡りがよくなり代謝がアップするため、お腹痩せに絶大な効果が期待できます!
そこで今回は、何もやる気が出ないときはこれ! 寝ながらできる楽々お腹痩せ法をご紹介します。
【3分】寝ながら楽々お腹痩せ!
- 床の上に仰向けに寝転びます。
- 足は腰幅に開き体の力を抜き、手の平をお腹に置きます。
- 口の中や頭の中もゆるめて、まぶたを閉じます。
- 口から全ての息を吐ききります。
- 吐ききったら、鼻からゆっくりと吸い込み、お腹まで呼吸を送ります。
- 息を吸いきったら、鼻からゆっくりと丁寧に吐きます。
- 鼻でする腹式呼吸を3分ほど繰り返し、少しづつ内側から温まることを感じながら呼吸を深めリラックスします。
【ポイント】
- ご自身の呼吸に意識を向けて、全身の力をゆるめてリラックスします。
- 蛍光灯の光は避け、間接照明にします。
【期待できる主な効果】
- リラックス
- 代謝アップ
- お腹痩せ
寝る前の習慣にして楽々お腹痩せしよう!
いかがでしたか?
今回ご紹介したポーズは、寝ながらできるカンタンヨガポーズです。
呼吸に意識を向けることで、日々頑張りすぎている心と体をゆるめてほぐし、眠りの質も代謝もアップするためお腹痩せの近道です!
いいことしかない深呼吸を寝る前の習慣にして、巡りのいい身体に! ぜひ今日からお試しください。